リノベるが、人型ロボット「Pepper」のアプリを開発!公式コンテストの決勝に進出しました

Pepperアプリコンテストに参加してきました
スタッフノート

こんにちは。
リノベるで新規事業を担当している木村大介です。

リノベるでは今、通常のリノベーション事業の他に、インターネットや人工知能など最新テクノロジーを使った未来の住まい「スマートハウス」の研究・開発を行なっています。私が担当しているのは、まさにそのスマートハウスを立ち上げる事業です。

その一環として、住まいに関する最新テクノロジーを実際に体感できる[Connectly Lab.](コネクトリーラボ)というスペースを2015年9月にオープンしました。

Connectly Lab.

ここにはインターネットにつながる最新の家電やロボットが導入されており、どなたでも実際に触ってみたり、簡単なアプリの開発などが行えるようになっています。

リノベーション会社が、ロボットアプリの開発に挑戦

ところで、ソフトバンクが開発する人型ロボット「Pepper」をご存知ですか?最近はテレビやCM、ソフトバンクのお店で見かけることも増えてきましたよね。

pepper公式ページ
出展:www.softbank.jp/robot/special/pepper/

Pepperはスマートフォンやパソコンのように、アプリをインストールすることでさまざまな動作をしてくれるようになります。例えば、会社の受付の代わりにお客様の対応をしてくれて、担当者の内線を呼び出してくれるアプリだったり、スタッフの代わりに商品の説明をしてくれるアプリなど。

他にも、人型ロボットならではのアプリがたくさん開発され始めていて、すでに家庭に導入してPepperとの生活を始めているユーザーもいるほど! いま世間でもっとも一般ユーザーに普及している人型ロボットかも知れません。

実はConnectly Lab.にもPepperくんが常駐しており、私たちもPepper用の新たなアプリ開発にチャレンジしています。

コネクトリーに常駐するPepperくん

そしてその成果を試すべく、11/28(土)に開催されたPepperアプリの公式コンテスト「Pepper App Challenge 2015 Winter」の決勝に参加してきました。

ステージ
写真提供:ロボットスタート株式会社

Pepperくんが“民泊”をお手伝い「ペッパーコンシェル」

今回のアプリは、WEB制作会社の株式会社LIGとの共同開発。LIGさんは最近オフィスにPepperを導入され、アプリ開発イベントを主催されたり、Pepperくんを勉強会の司会(!?)に使ったりと、さまざまな取り組みをされています。

今回のコンテンストはソフトバンク社の主催で、全国から応募のあった170以上の作品の中から10作品が決勝へと進出しました。

※その10作品については、ロボットスタートさんの記事や、共同開発者・LIGさんの記事で詳しく紹介されています。

さて、リノベるとLIGさんが開発したアプリについてご紹介していきます。

ここ最近、“民泊”というサービスが注目を集めています。民泊は文字通り“一般の個人が自宅や空き室をホテルのように活用し、観光客を泊めることができる”というもの。日本ではいままさに規制緩和が進みつつあるところですが、世界ではすでに一般的なサービスになっており、ある調査によるとすでに年間2,200億円もの市場になっているそうです。

ですが、いざこの民泊サービスを自分でも提供しようと考えてみると、さまざまな課題にぶつかります。例えば……

  • チェックインのたびに部屋のオーナーが宿泊者を受け入れるのが大変。
  • 設備の案内や近所のグルメ情報など、宿泊者が知りたい情報を提供するのが難しい。
  • 宿泊者がエアコンなどをONにしたまま出かけてしまう可能性大。電気代が高くなりがち。

私たちが開発したのは、こんな課題を解決するためのPepperアプリ。その名も「ペッパーコンシェル」です。

主な機能は、こんな感じ。

  • 宿泊者がお部屋にやってくると、照明をONにして「いらっしゃいませ」と受け入れてくれる。
  • お風呂やキッチンなど、設備を案内してくれる。
  • 宿泊者の質問に回答してくれたり、回答が難しいときはオーナーのスマホに連絡してくれる。
  • 宿泊者が出かけたことを感知すると、エアコンや照明、テレビなどをOFFにして、帰ってきたらすべてONにしてくれる。
  • もちろんどの機能も英語対応。

百聞は一見にしかず、ということでぜひ紹介ムービーをご覧ください。

「一家に一台ロボット」という世界がやってくる日も近い!?

コンテスト当日は、決勝に進んだ10作品が会場にブースを出展。各ブースを訪れる審査員や来場者の方に、開発者自らアプリの説明を行ないました。イベント会場の様子
写真提供:ロボットスタート株式会社

かなり広いフロアだったのですが、一般の方も大勢いらっしゃっており、なかなかの人口密度。審査員にはテリー伊藤さんやショーン・Kさんなど著名人も名を連ねており、ブースで説明するだけでも緊張してしまいました…。

ブース準備中

審査の結果、私たちの「ペッパーコンシェル」は残念ながら落選。が、まだまだ荒削りで一部うまく動かない機能もあったにも関わらず、たくさんの感想やご意見をいただくことができました。

例えば、「民泊だけでなく、ふつうに自宅で使いたい」という声も。たしかに家電をOFFにしてくれる機能などは普段の生活でも便利に使えそうです。加えて、戸締まりまでしてくれる機能があれば、もっと便利になりそうですよね。ついでに不在時のおうちを見張ってくれる、ホームセキュリティの役割まで果たしてくれたら……。

他にも、お出かけの際の目的地までの最短ルートや出発時刻、付近の安売り情報や新しいお店の情報などを、Pepperが世間話のように教えてくれたら、一人暮らしでも寂しくなさそうといった声もいただきました。

まだまだロボットと一緒の暮らしを想像するのは難しいような気もしますが、実際にアプリを作ってみると“欲しい”と言ってくださる方がいる。それを肌で感じられたのは大きな収穫でした。今後もっと便利なアプリが出てきたら、ロボットもかつてのスマホのように、一気に広まっていくのかもしれませんね。

開発メンバー

当日参加した開発メンバーで集合写真

Pepperで遊んでみたい、Pepperのアプリを体験してみたいという方は、ぜひ Connectly Lab. に遊びにきてください! 不定期で新たなPepperアプリを開発する勉強会イベントも開催していますので、ぜひチェックしてみてください。

▼Connectly Lab.
http://www.connectly.net/

 

おまけ

イベントが終わり、片付けられるPepperたち。お疲れさまでした(笑)

うなだれるPepperたち

 

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