story33_img01

キッチンを中心に
気配を感じる
新たな家族の暮らし

S様のストーリー

きっかけ

子供と暮らす住まい
srory33_img6

結婚を機に、好きなカフェが多く、下町の雰囲気が漂う蔵前で暮らしていました。

 

エリアには満足していたものの、約40平米の1LDKの賃貸マンションで、コロナで在宅ワーク中心になり、狭さゆえにお互い仕事と生活のしづらさを感じるようになりました。

 

住み始めて約1年が経ち、将来的に子供を迎えることを考えるようになった頃、大きな公園が近くに無く、歩道が狭い蔵前で子供と暮らすイメージが湧かず、本格的に引越しを考え始めました。

 

賃貸マンションは高い家賃を払い続けることに勿体なさを感じていたのと、新築マンションは予算に合わず候補から外していました。

 

そんな中、中古マンションをリノベーションして理想の住まいを実現している友人や先輩を見て、リノベーションに興味を持ち始めたのがきっかけです。

比較検討

エリア選びと中古マンション選定への安心感
srory33_img03

リノベる。でリノベーションをした先輩がいたことや、蔵前にショールームがあったことから、一番身近に感じていたリノベる。の相談会に参加しました。
※現在、蔵前ショールームは営業しておりません。

 

ライフスタイルコンサルタントの大島さんが、中古マンションやリノベーションについて分かりやすく説明してくださり、とても印象が良かったことを覚えています。

 

東京での土地勘に自信がなかったため、私たちだけで住むエリアを選ぶことに不安がありましたが、エリアの提案からしていただける点や、耐震性などの安全面を考慮したリノベーションに適した中古マンションを探してくれることを知り、期待感が高まりました。

選んだ理由

見学会での体験が背中押しに
srory33_img04

大島さんの話を聞いた時点で前向きに検討していましたが、リノベる。で実際にリノベーションされた方の住まいを見学したことが、最終的な決め手となりました。

 

私自身が設計士であり、最終的な仕上がりが気になっていたため、実際に住まいを見ることで、中古マンションのリノベーションを具体的にイメージできました。

 

さらに、住まいづくりのプロセスや予算の使い所など、リアルな話を直接聞けたことや、住んでみての感想を通じてご満足されている様子が伝わってきたことが大きな後押しとなり、リノベる。でのリノベーションを決意しました。

カウンセリング

家族のつながりと下町感を求めて
srory33_img5

子供の頃、自分の部屋がなく家族が常に一緒にいる環境で仲良く暮らしていた経験があるため、家族がどこで何をしていても、つながりを感じられる空間を希望しました。

 

リビングとは別に子供が遊べるスペースが欲しいことや、洗面台がとても狭く、朝の支度が窮屈だったことなど、旧居での困りごともお話ししました。

 

また、日常の買い物や子供用品の購入など、子育てに便利なショッピングモールが近くにあることは必須条件でした。

 

さらに、商店街やお祭りなど、下町の温かい雰囲気が感じられる街を希望しました。

物件探しや住まいづくりにつながる見学会
ライフスタイルコンサルタント大島_500_625
ライフスタイル
コンサルタント:大島
物件探しや住まいづくりにつながる見学会

幼少期など、S様ご夫妻の居住経験をもとに、家族にとって理想的な暮らしについてお伺いしました。

 

また、間取りや内装のイメージを持っていただくことで、資金計画や物件探しの参考になると思い、見学会にご参加いただく提案をしました。

物件探し

子供との暮らしを見据えたエリア選定
srory33_img06

エリアは、職場へのアクセスが良好で、下町の雰囲気が残る台東区や墨田区、江東区など東側のエリアを中心に検討しました。

 

カウンセリングの内容を踏まえた結果、江東区をお勧めいただきました。

 

街歩きをしてみると、思いっきり走り回れそうな大きな公園や、多くの人が子供を自転車に乗せて走っている様子など、周辺環境を確認することができ、子供と暮らすイメージが湧きました。

 

数件内見を行い、部屋の広さやコの字でつながるバルコニー、正方形に近い部屋の形、眺望が開けていて4面採光であることなど、住んでから変えづらい部分を重視して物件を決めました。

お子様と暮らす理想の街を一緒に明確に
minegishi
物件担当:峰岸
お子様と暮らす理想の街を一緒に明確に

S様ご夫妻は、ふたり暮らしからお子様との暮らしを見据えるにあたり、どのような街が快適かつ楽しく過ごせるのか分からない状態でした。

 

そこで、お子様と暮らす街のイメージを見える化し、共通認識を取りながら進めていきました。

story32_img36

 

江東区は、おふたりとも馴染みがない街だったので、街歩きをご提案しました。

 

事前に理想のすり合わせをしたからこそ、おふたりの街への印象も非常に良く、スムーズに物件選びを進めることができました。

 

 

住まいづくり

家族のつながりと物件特性を考えて
srory33_img07

建築家の永山祐子さんが手がけた、自邸リノベーションの間仕切りがない空間が好みだったこともあり、家族の会話がつながり、お互いの気配を感じることができる間取りを希望しました。

元々の間取りでは、キッチンとトイレが中央に配置されており、水回りの移動に制約がありました。
さらに、部屋の形が正方形で4面採光という物件の特性を活かしつつ、全体のバランスを調整する必要がありました。

そこで、キッチン、トイレを部屋の中心に据えて、どこからでもアクセスしやすい効率的な回遊動線を実現し、R形の珪藻土で覆うことによって象徴的な場所にしました。

また、将来的に寝室を子供部屋に、インナーテラスを夫婦の寝室にできるよう可変性を持たせました。

玄関の収納やウォークインクローゼットの扉は、取手をつけずに壁と連続するように工夫したり、玄関正面の壁にニッチスペースをつくり、鏡餅やクリスマスツリーをおいて季節感を楽しめるディスプレイ空間をつくりました。

加えて、梁が目立たないように一部天井を下げたり、リビングとダイニングはダウンライトではなく、間接照明とペンダントライトを採用することで、全体的に凹凸が無くすっきりした印象になるように工夫しました。

素材や色味に関しては、デザイナーの竹山さんがフローリングや壁の色に合わせて玄関やインナーテラスの色味を調整するなど、家具との調和も図りながら全体をコーディネートしてくださり、とても助かりました。

一緒にとことん話し合い、ベストな選択を
竹山
担当デザイナー:竹山
一緒にとことん話し合い、ベストな選択を

S様はお子様を迎えるにあたり大容量の収納を希望されていたため、一箇所に大きな収納場所を作るのではなく、玄関やウォークインクローゼット、納戸など、必要な場所に必要な分だけ収納を設けられるように提案しました。

 

色や素材、質感に関してはおふたりの趣味・嗜好を踏まえ、選んだ根拠をしっかり説明しながら、納得いくまで一緒に話し合い、最終的にベストな選択ができたと思います。

お気に入りの場所

中心に据えた家族を見渡せるキッチン

story32_img35

 

壁を珪藻土にして周りを囲み、角をR形にして印象を柔らかくすることで全体とのつながりを意識しました。

 

srory33_img08

 

カウンターは、植物を飾ったり料理中にお皿を置いたりできるテーブルとして、また家電や食器を下に隠してすっきりとした印象を与えられるように、収納も兼ねて広めのスペースを確保しました。

 

ふたりで並んで料理をする時間が増え、料理へのモチベーションも高まりました。
夫は狭いキッチンではできなかったお菓子作りにも挑戦しはじめました。

こもれる空間と開放感のあるワークスペース

srory33_img09

ふたりともクリエイティブな仕事をしているため、3Dプリンターを置いたり簡単な工作ができるように、広めのテーブルを設置しました。

 

こもれる空間ですが、窓やバルコニーへの扉があるので閉塞感がなく、明るい空間になっています。

 

傾斜のある天井は最上階ならではの特徴だったので、それを活かす方が面白いと思い、屋根裏部屋のような雰囲気になり、気に入っています。

家族の気配を感じられるマルチカウンター

srory33_img10

リビングのテレビボードとフリースペースのカウンターの高さを揃え、柱にもカウンターをまわすことで、一直線の長いマルチカウンターを設けました。

 

現在は一時的に子供のベビーグッズを置くなど、便利に使っていますが、将来的にはワークスペースや、子供の勉強机としても活用できるように考えています。

 

キッチンやリビングと同じ空間にあるので、家族の気配を感じながら過ごすことができます。

住んでみて

子育ての快適さと暮らしの楽しみを実感
srory33_img11

土間を広く取ったことでベビーカーの出し入れが楽になり、壁や扉をなくしたことでベビーベッドの移動もスムーズにでき、子育ての快適さを実感しています。

 

また、旧居では大人数が来客の際、狭さを感じていましたが、今では子供連れの家族も招ける住まいになり、知人や友人が遊びに来る機会が増えました。

 

今後はバルコニーを活かして、日向ぼっこや子供のプール遊び、花火を見ながらの食事、園芸などしたいと考えており、子供と暮らす楽しみが広がりました。

リノベを検討する人へ

暮らしをイメージできたリノベーション
srory33_img15

部屋の間取りや家具、照明選びを通して、ふたりの将来に対する会話がさらに増えました。

 

住まいづくりを進める過程で、暮らしをイメージする時間がとても楽しく、有意義でした。

 

この時間があったからこそ、ふたりの価値観や譲れないポイントを理解でき、今の住まいが実現したと感じています。

 

新築マンションでは既存の間取りや内装に合わせて暮らさなければなりませんが、リノベーションなら、自分たちのしたい暮らしに合わせて考えていける点が魅力だと思います。

間取り図

(before / after)
Before story33_before
After story33_after
フォトギャラリー
srory33_img29 srory33_img24 srory33_img26 srory33_img19 srory33_img18 srory33_img25 srory33_img28 srory33_img20 srory33_img17 srory33_img16 srory33_img21 srory33_img14 story33_img37 srory33_img22 srory33_img27 srory33_img23