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お部屋全体が
キャットウォーク!
親との同居も
見据えながら

Y様のストーリー

きっかけ

猫もわたしも安心できる「持ち家」を
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これまで賃貸暮らしが長く続いていましたが、持ち家をほしいと思ったことは一度もありませんでした。そんな中、猫を譲り受け初めて一緒に暮らすことになったのですが、実際に暮らしてみると賃貸のお部屋が狭くて、猫がのびのび暮らせないと感じるようになりました。

ある日、Instagramで、年老いて目が見えなくなったワンちゃんの暮らしを目にしました。住み慣れた家だから生活できている様子を見るうちに、「いつかうちの猫も年をとったら…」と考えはじめ、猫も安心できる持ち家が欲しいと思うようになりました。

将来的に親との同居も見据えていたので、地下鉄やバスなど交通アクセスの良いことを条件に名古屋市内で物件を探しはじめました。

比較検討

実際に施工された方々の投稿が安心感に
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買うなら「マンション」と決めていたので、新築・中古・中古リノベを検討しましたが、はじめは中古に不安があったので、新築マンションを探しはじめました。

タイミング良く職場と自宅の近くに新築マンションができたことを知り、内覧に行きました。2LDKの間取りでしたが、将来的に母親と2人で暮らすことを考えると狭かったのと、窓を開けるとすぐ目の前が立体駐車場で景色も良くなかったので、購入には至りませんでした。これを機に、もっと良い景色が見える広々とした家に住みたいという思いがより一層強くなりました。

キャットウォークをつくって、猫がのびのび暮らせるようにしたいと考えていたので、中古を買ってリノベーションするのが一番良い選択肢だと思うようになりました。SNSで「リノベーション」を検索すると、最初に出てきたのがリノベるでした。実際にリノベるで施工された方々の投稿や施工事例も豊富だったので、業界大手の安心感を感じました。

ただそうは言っても、中古への不安がネットの情報だけでは解消ができなかったので、リノベる。へ直接相談に行くことを決めました。

選んだ理由

豊富な施工実績と担当者への安心感
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コーディネーターの大橋さんに「猫のための家をつくりたい」と伝えたところ、率直に「いいですね」と言ってくれて、親身に話を聞いてくれました。

実は、新築物件の内覧時にも同じことを伝えたことがあったのですが、その際は担当の方の反応が良くなかったので、大橋さんの反応は本当に嬉しかったです。

大きな買い物なので、施工実績が豊富でアフターメンテナンスが付いていることも安心感につながりました。どんなに良い施工事例があっても実績が少ないと不安ですし、リノベるで施工をした仲間がたくさんいる安心感も感じました。

持病があり住宅ローンが組めるか不安があることを正直にお伝えすると、過去にローンが通った事例やどういう条件だったら大丈夫かなどを、丁寧にアドバイスしてくれました。それにより不安が払拭され、信頼できると思いお任せすることにしました。

サイトにはないY様だけの資金計画
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コーディネーター:大橋
サイトにはないY様だけの資金計画

Y様は、Instagram広告でリノベるの「単身女性向けセミナー」を知って来場されました。

買うなら「マンション」と決められていて、すでに新築物件の内見に行ったり、SNSで情報収集をされたりしていて、購入に前向きでした。
 
リノベーションに興味はあるがどう進めていいか分からない状況でしたので、現状を踏まえて「中古を買ってリノベーション」の全体像をお伝えしました。お話しする中で、費用と住宅ローンに不安をお持ちなようでしたので深堀りして聞いていくと、持病があることがわかりました。
一つずつ事実を確認しながら、具体的な資金計画を立てるため月々の支払いのシミュレーションを行いました。サイト上にはお客様の状況に合わせたリノベーション費用の情報がないため、Y様に向けたリノベーション費用の資金計画を立てたことが安心感につながったと思います。

カウンセリング

条件が明確になり、新たな発見も!
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おうちに求める条件に優先順位をつけて可視化したことで、自分の希望がより明確になりました。
 
カウンセリングで会話をする中で、一人で考えている時よりも、自分の嫌なことや優先順位の高くない条件が整理されていきました。その中で、最先端の設備(オートロックや宅配ロッカーなど)は必要ないけど、猫と暮らすなら「景色」、母と暮らすなら「利便性(交通アクセス立地)」と「広さ」は欠かせない条件だということに気づきました。
 
名古屋市外にある築50年の持ち家戸建てに母と祖母が一緒に住んでおり、当初はそこの建替えを検討しました。しかし将来のことを考えると、駅までのアクセスや立地を重視したいと思い、マンション探しに切り替えました。
 
猫との暮らしを考えた時に、キャットウォークを作りたいという考えはありましたが、猫のトイレを隠すアイデアをご提案いただき、新たな発見になりました。
賃貸の時はトイレを隠す発想がなかったのですが、大橋さんは実際に暮らした後のことを先回りして考えてくださるので、おうちづくりが楽しみになりました。

猫とY様とお母様がストレスフリーで過ごすには
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物件担当:大橋
猫とY様とお母様がストレスフリーで過ごすには

どのような心境の変化を経て、Y様が家を購入したいと思ったのかを伺うと、賃貸更新をきっかけに「猫との暮らしをよりよくしたい」「将来的に親との同居を見据えている」との背景が見えてきました。

2匹とお母様との同居を見据えていたので、お互いストレスがない暮らしをし、お互いを好きでい続けるためには、何がネガティブ要素になるかを意識しました。例えば、プライベートな空間にご友人を呼ぶことを嫌と感じるのか、猫のトイレはどうするのかなど、実際に暮らす中でのシーンを具体的に伺うことで、Y様が実現したい暮らしをすり合わせていきました。

 

 

物件探し

将来的に母が住むことも見据えて、内覧時に細かくチェック
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猫を2匹以上飼えることが、物件選びの一番の条件でした。

当初は、職場があり、仲の良い姉家族も住んでいる区(名古屋市西区)に絞っていましたが、条件を満たす物件がなかったので少しエリアを広げたところ、内覧候補の物件が2件出てきました。

 

1件目は、狭くて縦長な形にピンと来ませんでしたが、2件目は、事前にカウンセリングで整理した優先順位の高い条件である「景色」「広さ」「利便性の高い立地」をすべて満たしていました。

外の景色は猫にとってテレビを見ているような刺激があり、この景色を見せてあげたいと思いました。また、角部屋で三面開口であることや、ラフプランをご提示いただきやりたいことが予算内で実現できそうとわかったことも決め手となりました。

 

将来的に同居する母にも一緒に内覧してもらい、病院に行く時に利用するバスや地下鉄までのアクセスを実際に歩いて確認しました。私は毎日車を使うので、駐車場の近さも重視しました。

1件目の駐車場は、マンションから徒歩5分と聞いていましたが、実際に歩くと想像以上に遠く感じました。

物件の中身をただ見るだけではなく、毎日生活する行動範囲のことも考えて、物件周辺を歩いてみたり、駐車場までの距離を歩いてみたりして体感できたことが良かったです。

ラフプランで不満ポイントを徹底的に払拭
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物件担当:大橋
ラフプランで不満ポイントを徹底的に払拭

カウンセリングで伺った中でも、特にストレスになりそうなところをラフプランに反映し、内覧時に一個ずつ確認していきました。

 

Y様から間接的にしかお母様の情報を伺っていなかったので、内覧時はお母様も同席していただき、実際に反応を伺いながら、その場でラフプランを微調整していきました。

 

ゾーニングやプランを考える上でのポイントとして、Y様とお母様それぞれのプライベート空間(個室)をつくるのか、猫が2匹いるのでトイレのニオイ問題でどこに何個配置するのか、などを具体的に提案しながらすり合わせていきました。 

 

過去にも猫の事例を担当することが多かったので、不満になりそうなことはある程度把握できていました。キャットウォークについてはY様ご自身でも調べやすい分野ですので、楽しい部分をじっくり検討できるように、予備費を多めにとっておくことも意識しました。

おうちづくり

理想に先回りしたドンピシャな提案
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デザイナーの山田さんも猫を飼われていて、初回プランでドンピシャなご提案をいただきました。
 
Instagramで「こんな家にしたい」と思ったものは全部保存し、そのイメージを山田さんに共有したところ、多くの要望を言わなくても希望通りの「猫が自由に遊び回れる空間」を提案いただいたので、とても満足しています。
 
追加でお願いしたことは、猫用のカメラを設置できるコンセントの位置でした。
家を留守にしている時に猫の様子が見守れるように高い位置にカメラを3箇所つけたくて、設置する場所とコンセントの配置を相談しました。
カメラが3台あるおかげで、外出中に猫たちの様子をいつでも、どこからでも見守れるので、カメラの配置にこだわって本当に良かったです。
 
家にいる時は常にテレビかYouTubeをつけているので、お部屋のどこにいてもテレビが見れるようにしました。
料理をしながら、テレビも猫も見れるように、キッチンを対面式にして良かったです。
 
もともと、広くて開放的なリビング空間に憧れがありました。
タイミング良くリノベるで施工した方のおうちへ訪問する機会がありましたが、その方のお部屋は寝室をあえて個室で仕切らず、リビングの一角にベッドを置く空間づくりをされていました。まさに思っていたイメージとぴったりだったので、自分の家づくりにも取り入れ、どこにいても開放感のある広々としたリビング空間を実現することができました。
 
持ち家にするなら、インテリアは長く使えるものがいいと思い、リノベるのインテリアサービスをお願いすることにしました。
インテリア担当の難波さんに「ラウンドテーブルがほしい」とお伝えして、いくつか候補をいただきましたが、自分だけでは決めきれず、山田さん、大橋さん、難波さんの意見を伺いながらインテリアを決めていきました。お部屋のテイストをよく分かっている方に聞く方が素敵な空間にできると思っていたので、インテリア選びも楽しくスムーズに進めることができました。
迷っている時には山田さんがどちらが良いかハッキリと意見をくれたので決めやすかったです。こうしたいと思っていたことを先回りして提案いただけたので、信頼してお任せすることができました。

画像を共有しながらイメージのすり合わせを
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デザイナー:山田
画像を共有しながらイメージのすり合わせを

Y様の一番の要望は、2匹の猫と暮らすための家でした。

 

初回プランの前に、顔合わせを兼ねてオンラインで要望のすり合わせを行いました。

事前に大橋からキャットウォークの要望を聞いていましたが、Y様がどんなキャットウォークを作りたいかを具体的に知るために、写真をたくさん共有いただけるようお願いしました。

 

例えば、頭上にキャットウォークがある場合、Y様がイメージしやすいようにいくつかプランをお見せしながら理想を探っていきました。猫との暮らし以外にも、Y様が普段どのように過ごされているのかヒアリングする中で、猫と暮らす前にハマっていた「観葉植物」をたくさん持っていることや、家にいる時は常に「テレビ」をつけて過ごしていることが分かりました。それを受けて、家事の間は移動できないキッチンからもテレビが見やすいように場所を定めていきました。

 

キッチンと寝室は対角にあり、見通しを良くするためにあえて斜めに空間を切り分けました。そうすることで、テレビに向かってストレスなく視線を向けられるように工夫をし、キャットウォークと床の切り分けもすべて同じ斜めの角度にして空間的に違和感のないようにしました。このご提案がY様に刺さり、打ち合わせがスムーズに進んでいきました。 

 

お母様が住む予定の部屋には、お母様が好みそうな壁紙を壁一面に反映しました。

住んでみて

憧れが現実になり、猫も私も満足度アップ
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全部、気に入っています。

その中でもずっと憧れていた「キャットウォーク」は、猫も私もとても満足しています。

 

引っ越し前は、猫たちがキャットウォークを歩いてくれるのか不安がありましたが、引っ越してすぐに2匹がキャットウォークを歩いてる姿を見た時は感動しました。

2匹ともそれぞれお気に入りの場所があり、キャットウォークの上にいる姿を見るととても微笑ましくて嬉しくなります。

 

姉と甥っ子が家に遊びに来ることも増えました。甥っ子は猫アレルギーがあり、賃貸の時は狭くてあまり家に呼べなかったのですが、引っ越して広くなったことで家に来る頻度が増えました。甥っ子からは「このおうち好き!」と、将来的に一緒に暮らす予定の母親からは「いい家だね」と言ってもらえ、リノベーションして本当に良かったと思います。

 

引っ越しをしてから、お部屋をきれいに保ちたいと思い、頻繁に掃除をするようになりました。

仕切りのない広いリビングですが、ここは食事をする場所、ここは趣味のネイルをする場所など、何をする場所か決めるようになりました。

お気に入りの場所

リノベーションだから叶えられた細かな要望
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シンク上のアイアンバー

観葉植物をたくさん育てているので、水やりをどこでするかの問題がありました。
賃貸の時は、お風呂場まで植物を運んで水やりをしてから、またリビングに運ぶといった動線に使い勝手の悪さを感じていました。この家ではシンクの上にアイアンバーを設置して、水やりをしたら観葉植物をすぐに吊るせるようになったので、床に水がたれなくなり、とても満足しています。

 

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お部屋全体を回遊できるキャットウォーク

部屋の壁以外にも、お部屋の真ん中(頭上)にキャットウォークをつけたことで、どこにいても猫たちが自由に過ごしているのを見ることができ、とても幸せな気分になります。
エアコンの上に登らない(故障しない)ように行き止まりにする仕様など、Instagramで色々な事例を見る中で自分の家でも取り入れたいと思っていた要望が叶って、嬉しかったです。

 

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一体型のトイレと洗面所

トイレと洗面所をまとめたことで、リビングを広く取ることが出来ました。
これもInstagramや施工事例を見る中で、やりたいと思っていたことの一つだったので、実際に住んでみると使い勝手も良く、お気に入りの場所の一つです。

メリットとデメリットを踏まえてお伝えすること
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デザイナー:山田
メリットとデメリットを踏まえてお伝えすること

Y様が気になったことは素直に質問していただき、それに対してメリット・デメリットを踏まえてご説明することで理解が早まるとともに信頼関係が生まれ、とてもスムーズにプランが進んでいきました。

 

例えば、リビングの壁がクロス(壁紙)だったので、猫2匹が爪とぎしないのかを気にされていましたが、もともと爪とぎをしない猫たちだったので、壁紙はある程度丈夫なものを選ぶように勧めました。爪とぎに対応した壁紙はコストが高くなるので、今はしないがもし爪とぎをした場合は、防止フィルムを貼る対応をオススメしたところ、ご納得していただきました。

リノベを検討する人へ

誰でもプロと一緒におうちづくりをすればいい家ができる
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SNSによく出てくるリノベーションしたお部屋は、クリエイティブな人たちが多い印象ですが、知識がない人でもプロと一緒におうちづくりをすればいい家ができると思います。

 

ひとり暮らしで注文住宅を建てたり、新築マンションにオプションをつけたり、自分の希望通りの空間をつくるのはなかなか難しいと思いますので、中古マンションを買ってリノベーションすることは、自分の暮らしにあった住まいをつくりたい方にとって最適な選択肢になるはずです。

 

リノベるで施工した方が、おうちづくりする時に「想像の中でたくさん住んで、シミュレーションをした」と言っていましたが、事前にしっかり考えておけば良かったと思うことに「コンセントと照明の位置」があります。 

 

住む前はイメージしづらかったのですが、住んでから、ここにコンセント欲しかった、照明をもっと増やしたかったと思うことがよくあります。椅子に座った時の距離感やコンセントの高さなどは図面からイメージしづらかったので、間取りが決まった後に「ここで何をするのか」を想像しておくことをオススメします!

間取り図

(before / after)
Before madori_before
After madori_after
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