決められた間取りの住まいよりも自分らしい住まいを…と、リノベーションを希望されたK様。介護を視野にいれたK様が職場から通えるエリアだと、現実的な予算の戸建はコンパクトな二階建て。戸建は介護空間と生活空間が階上と階下に分かれることで、家族に隔たりができてしまいます。そこでワンフロアで家族がふれあいながら生活できるマンションを選択。広瀬川や夕日を眺められるロケーションの良さが決め手で、ご希望にぴったりのマンションを購入しました。
K様が熱望していたのは、暮らしやすさと介護のしやすさが融合した住まいでした。車椅子の通りやすい引き戸、折れ戸、スロープ、手すりといった設備を充実させながらも、チェッカーガラスを入れたドアなど、カラフルでデザイン性が高いものをセレクトしています。
天井や梁のモルタルをあらわしにしたリノベーションらしいテイストや、ビビッドなブルーの壁の塗装、キッチン腰壁や寝室のクロスなど、ポップなアクセントをちりばめた住まい。カリモクのソファをはじめ、想い入れの深い家具を大切に使っています。
DIYで手作りした収納フック、奥さまと娘さんが一緒に選んだ壁紙で、よりK様らしい空間になりました。
介護はこれから多くの人のテーマになっていくことから「介護空間=病院のような無機質な空間」ではなくて、リノベーションで楽しくおしゃれな住まいにすることも可能です。「こういう空間創りで、気持ちが明るくなる介護へと向かえると多くの方にも知ってほしい」というK様の想いが込められた空間です。
面積 | 95.0m² |
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間取り | 事務所→4LDK |
建物 | 中古マンション |
構造 | RC造 |
リノベーション完工年月 | 2015年2月 |
完工時築年数 | 築36年 |
場所 | 宮城県仙台市 |
家族構成 | ファミリー |
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