愛犬・カイくんとご主人が暮らす、和の素材にこだわったお住まい。「古民家のような空間をつくりたい」というご主人の想いから、どこか懐かしくも新しさを感じるスタイルに。玄関からリビングへつながる床は、あえて節の多い杉材を使用し、柿渋の塗装で仕上げているのだそう。今はまだ明るい木材の色ですが、時が経つほどに濃い色を帯びてくる、経年変化が楽しみな床です。
リビングと寝室を仕切る格子と扉が、部屋のアクセントに。空間をつなげたり区切ったり、状況によって変化させられます。寝室の壁は大胆にも下地材があしらわれ、木材のラフな雰囲気がコンクリート躯体と好相性。リビングと空間がつなげられるつくりの寝室には、なるべく物を出さなくて済むようにウォークインクローゼットが併設されています。
料理もご趣味のひとつだというご主人。キッチンは、料理をしながら窓の景色を楽しめる配置に。キッチン前の棚には、ご主人のお好きな和食器がディスプレイされています。マホガニー色(赤褐色)の棚と、縁取りされた紺色タイルの組み合わせがモダンな雰囲気を演出。水回りは部屋の中心にまとめられており、洗面室・浴室はキッチンの裏側に。玉石風タイルがあしらわれた洗面室は、昔のおばあちゃん家を彷彿とさせる懐かしいテイストに仕上がっています。洗面ボウルは、カイくんのお手入れにも便利な、理科実験室用のシンクを使用した大きめサイズです。
玄関框にはカーブがかかっており、優しい印象の雰囲気に。また、土間のスペースは大きく取られ、カイくんのお出かけグッズやご趣味のアウトドア用品が置けるよう配慮されています。
このお住まいの最大の特徴であるルーフバルコニーには、ゆったりとした時間を過ごせるよう大きなパラソルとウッドテーブル&ベンチが置かれています。天気のよい休日は、ここで朝食をとったり本を読んだりして過ごしているのだそう。カイくんもこの場所がお気に入りで、うたた寝して気持ちよさそうです。ルーフバルコニーからの眺めは、小さな森や畑を望む穏やかな風景が続いており、絶好のリラックススポットとなっています。
面積 | 55.0m² |
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間取り | 3DK→1LDK+WIC |
建物 | 中古マンション |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
リノベーション完工年月 | 2016年3月 |
完工時築年数 | 築32年 |
場所 | 西東京市 |
家族構成 | 単身男性、犬 |
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