ふたり暮らし(夫婦)の施工事例 case study

生活感が「らしさ」になる家づくり

キッチンを彩る笠木、鶯色の壁、欄間<注1>。今はまだ真新しい白の塗装壁に映えるレトロなアイテムは、奥様こだわりのセレクトです。「これから大切に使い込んで、わが家らしい味わいにしていけるような素材を選びました」と話す奥様。リノベーションプランを考える時、生活感が経年変化となって“自分たちらしさ”になることを意識したと言います。

丘の上のヴィンテージマンション
そんなご夫婦が選んだのは、都心の人気駅から徒歩5分の築48年ヴィンテージマンション。「内見で初めて訪れた時、見晴らしの良さに感動しました!!」とご主人。小高い丘の上に位置し、街並みを見下ろすように建つ絶景のロケーションです。

眺望と採光を楽しむリビングと寝室
その眺望と採光を存分に部屋へ取り込めるよう、リビングと寝室はどちらも窓に向かった間取りになっています。四方を壁で仕切らずベランダ側をつなぎ、光と風がめぐる部屋に。寝室側には天蓋を思わせるオーガンジーのカーテンを付け、就寝時には閉じてプライベートが保てるようになっています。包まれるような感覚が、寝心地よくて大満足なんだそうです。

料理の時間が楽しみになる対面キッチン
こちらのお住まいに引っ越してから、ご友人を招いてホームパーティーすることが増えたというご夫婦。お気に入りは対面式のカウンターキッチンです。以前のお住まいは壁付けキッチンで、料理が孤独な作業で楽しむ気分になれなかったのだそう。リノベーションでリビングの中心にキッチンを配する間取りにしたことで、料理の時間が楽しみになったと言います。

また、玄関横に配置したワークスペースは、お出かけ時にもアクセスがよいので、収納スペースとしても活躍しています。

使用用途ごとに空間を分けながらも壁やドアを最小限にし、つながりをつくることで、人も、光も、風も、回遊するお住まいが完成しました。

<注1> 欄間:天井と鴨居(かもい)との間の開口部。採光・通風のために設け、格子や透かし彫りの板、硝子などがはめ込まれています。和室によく見られます。最近では、壁などの上部にも設けられるケースが多く見受けられます。

面積 54.05m²
間取り 1LDK→1LDK+ワークスペース
建物 中古マンション
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
リノベーション完工年月 2017年03月
完工時築年数 築48年
場所 東京都目黒区
家族構成 ふたり暮らし
before before間取り
after after間取り
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