トイプードルの“政宗くん”が元気よく駆け回る室内。ヘリンボーンの無垢材フローリングには、駆け回る政宗くんが滑って転ばないようペット用の塗装が施され、愛犬への愛情が詰まったお住まいになっています。日当たりのよい窓際には、寝転がれるソファタイプの小上がりが設けられ、そこで政宗くんと一緒にくつろぐのがご夫婦にとって至福の時間だと言います。
新築マンションからの住み替えリノベ
以前は、住みたい街ランキング上位の二子玉川で新築マンションを購入して暮らしていたご夫婦。おふたりともお仕事が多忙だったことから「やっぱりもっと利便性のよい都心に引っ越したい」と悩んでいたそうです。「そんな頃、リノベした友人のマンションに遊びに行ったんです。自由な間取りやデザインにとても感動して……」と、住み替えを決意されたと言います。購入された物件は、駅徒歩30秒の立地の良さと抜け感が魅力のマンションです。
制約をアイデアに!
リノベーションのプランを考える中で面白かったことは、「制約を活かすアイデア」だったとご主人は言います。「例えば、窓際の小上がりソファ。窓際の凹んだデッドスペースを活かすアイデアだったんですが、ここの居心地が想像以上に心地よくて。寝転がってくつろげて、クッションを外すと大容量収納になるのでとても気に入っています。また、この物件は細長い形だったので、間取り決めにとても悩みました。最終的には、形の特徴を生かして『ふたりの生活空間』と『ひとりの趣味・ワーク空間』の役割をわける間取りにしました。妻はTVなどの音が常に聞こえていると安心するタイプなのですが、僕は集中できる静かな時間が時折ほしくなるタイプなので、気分に合わせてお互いに空間を使い分けられています」。また、政宗くん専用のお籠りスペースを設けたり、長く伸びる廊下にはギャラリー兼本棚を設置したりと、アイデアが満載です。
生活感を見せない隠す収納
ほかにも、お住まいには細かいこだわりが詰まっています。リビングの顔でもあるアイランドキッチンは、インテリアにもなるようデザイン性を重視してセレクト。キッチンカウンターの色にあわせて背面の収納棚を造作し、統一感のあるデザインになっています。また、収納棚はゴミ箱がすっぽり収まるサイズにする等、部屋に生活感を出さないための工夫がされています。寝室の大きな室内窓は、リビングのエアコン送風がそのまま注ぎ込むよう風の通り道をつくると同時に、リビングに視覚的な広がりを与えています。
“住まいの形”と“暮らす人のスタイル”の両方をプラスにする工夫が詰まったお住まいが完成しました。
面積 | 67.68m² |
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間取り | 2LDK→2LDK+ワークスペース+犬部屋 |
建物 | 中古マンション |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
リノベーション完工年月 | 2016年10月 |
完工時築年数 | 築38年 |
場所 | 東京都文京区 |
家族構成 | ご夫婦 |
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