賃貸物件を探していたはずが……
ご実家を出てひとり暮らしをするために始めた賃貸のお部屋探し。納得のいく内装の物件を求めているうちに、最終的に中古物件を買ってリノベーションする選択肢にたどり着いたというK様。
将来のライフステージの変化も考慮して、物件探しでは資産価値を重視されました。購入したのは、子供の頃から慣れ親しんだエリアに建つ築46年の中古マンション。決め手になったのは、[リノベる。]のリノベーション実績があったことと、コミュニティの多様性だったといいます。「おじいちゃん、おばあちゃん、子供のいるファミリーなど、世代の混ざり具合に居心地のよさを感じました」とK様。
アガる演出
玄関ドアを開けると、広いモルタルの土間。視界はベランダまで抜けています。OSBボードを貼った壁には自転車がかけられ、見せる収納にDIY用のツールボックスがずらり。玄関からウォークインクローゼットに入る開口部分は、棚板を渡すと腰掛けられるようになっており、DIYの時に活用されています。
廊下は黄色と緑のドア、水色の室内窓が並ぶカラフルな空間。「テンションが上がる家」がリノベーションのコンセプトのひとつというだけあって、お部屋に入った瞬間に気分が上がります。
アーチの内と外
間取りは中央に廊下を挟んで「LDK」「水回り」「寝室とウォークインクローゼット」と大きく3つに分かれています。
LDKはゲストと一緒に料理をしたりテーブルを囲んで団らんを楽しむパブリックな場。寝室は両サイドに設けたアーチをくぐると、籠もり感があるひとり時間を楽しむプライベートな場。キッチン側と玄関側の2方向から行き来できる回遊動線も日々の暮らしの動作をスムーズにしてくれています。
ウォークインクローゼットの壁には可愛い落書きが。おうちに遊びに来たお友達に描いてもらっているそう。ゲストが来るたびに思い出が重ねられていっています。
好きのかけらを集めて
リノベーション検討前から、趣味としてカフェや雑貨屋、国内外の旅行先で見つけた好みのデザインや素材の写真を撮ってストックしていたというK様。「貯めてきたパーツのイメージを、デザイナーさんがひとつの家として調和するようまとめてくれました」。
玄関はベランダからの光が差し込み、室内を明るく見せる白壁で可愛らしい印象の西海岸風。ゲストと一緒に料理を楽しむキッチンにはサブウェイタイルを用いてブルックリンスタイルに。寝室はよりくつろぎが感じられ、リラックスできるカーペット敷きの北欧風の空間にしました。
「店舗で見ていいなと思ったものでも、家で日常的に使用した場合の使い勝手はどうなのか」など、想像しづらいことがたくさんあったそう。疑問に思うことは都度デザイナーと相談。理想と現実をすり合わせる作業を繰りかえすことで、「好き」が集まったカラフルなミックススタイルができあがっていきました。
完成して、また始まる
ご自身の理想とじっくり向き合うことでつくり上げたオリジナルの空間。
「家具やインテリアも適当に買いたくない」と納得いくアイテムを丁寧に揃えたため、入居されたのは工事完成の1ヶ月半後。
「いい家をつくってもらったことで、工事完成が終わりではなく、また始まっていくと感じています」と嬉しい感想をいただきました。
愛情とエネルギーをたっぷり注いでできあがったマイホーム。今では 、どこにでかけても自然と家に合う雑貨を探してしまうそうです。これからも「今が一番好きな家」を目指して、完成のないリノベライフが続きます。
面積 | 49.05m² |
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間取り | 1LDK→1LDK+WIC |
建物 | 中古マンション |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
リノベーション完工年月 | 2018年8月 |
完工時築年数 | 築46年 |
場所 | 東京都世田谷区 |
家族構成 | ひとり暮らし |
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