Facebookで見かけたインダストリアルな空間の写真に惹かれて、リノベるのショールームを訪れたご夫婦。2つのショールームに足を運び「中古リノベのメリットに納得感があった」と物件探しをスタートされました。
お散歩がてら鍛えた見極め力
物件探しでは1日で一気に3件内見し、3件目で条件に合う物件に出合います。駅近、角住戸、日当たり・風通しがいい、窓が多いなど好条件なだけに、少しだけ予算オーバー。ローン返済の試算をしなおした上で購入を決めました。
実は内見に行く前からお散歩がてら中古マンションの管理状態を見て回っていたというご夫婦。たくさんの中古物件を見ていたことで、物件を見極める力が自然と磨かれていました。
パティシエのこだわりがつまったキッチン
間取りを考える上で大切にされたのはキッチン。パティシエの旦那様は使い勝手からデザイン、動線まで、デザイナーに詳細に希望を伝えたといいます。作業スペースはゆったりワイドにとり、トップの素材は日々のお掃除が楽なステンレスに。側面の壁やカウンターの立ち上がり部分もステンレスを採用し、統一感を持たせました。造作のダイニングテーブルの配置も、キッチン・ダイニング間の動作をスムーズにする大切なポイントです。
奥様のリクエストは横幅60cmのミーレの食洗機。大容量でホームパーティーのときも大活躍しているそう。
回遊動線は共働き夫婦の強い味方
お仕事と家事で忙しい共働きのご夫婦が仲良く暮らせる工夫もこのおうちの特徴です。
キッチン、パントリー、ウォークインクローゼットはぐるりと回遊できる動線に。料理や洗濯などお互いの作業を邪魔せず自由に行き来できて、とても便利だそう。
「キッチンと洗濯機、洗濯機とウォークインクローゼットをすぐ横に配置したのも良かったです」と奥様。洗濯乾燥機で乾かした衣服をウォークインクローゼットに収納するといった日常の家事の時短につながっています。
他にも、お掃除ロボットが部屋中を回れるよう可能な限り床の段差をなくしたり、洗面スペースはふたり並んで支度ができる広さを確保したり。効率的に動けて、少しでもおうちでのんびり過ごせる時間が持てるよう工夫されています。
男前なデザイン
躯体現しの天井とダークな色味の床材が印象的な空間のテーマはインダストリアル。奥様が「1枚1枚色の濃さが違って表情があるところも気に入っています」というフローリングはダークウォルナット材です。
壁は、LDKなどパブリックなスペースはグレー、個室は白と塗り分けることで気持ちが切り替わる演出がされています。
「どこかに取り入れたかった」というレンガタイルはウォークインクローゼットの壁に貼って、奥様の希望が成就。おうちの映えポイントとして存在感を放っています。
「疲れて帰ってきても、おしゃれな家だなあとほっとひと息つけます」と旦那様。ご夫婦の暮らしを支えてくれるお気に入りの空間ができあがりました。
面積 | 64.25m² |
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間取り | 1LDK→1LDK+小上がり |
建物 | 中古マンション |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
リノベーション完工年月 | 2019年9月 |
完工時築年数 | 築35年 |
場所 | 千葉県松戸市 |
家族構成 | ご夫婦 |
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