共働きで子育て真っ最中の20代のご夫婦。家族のためのより快適な住まいとして、中古購入+リノベーションを選ばれました。
マイホーム購入がぐっと具体的になったのは二人目のお子様が生まれてから。最初は別の賃貸住宅への引越しや戸建ての注文住宅も検討されました。「価格と立地、内装の自由度のバランスを考えると、マンションのリノベーションが自分たちには最適だった」といいます。
契約前の入念チェック
物件探しはご両親の子育てサポートが受けられるよう、おふたりのご実家の中間エリアで。物件を選ぶ上で重視したのは価格、駅からの距離、広さでした。
3件内見に行き、日当たりと風通しがよく平米数より広く感じられた物件に購入の申し込みをすることに。
あまりにスムーズに物件が見つかったことで逆に不安になった旦那様。一度保育園まで自転車を走らせて送り迎えをシミュレーションし「大丈夫!」と確信を持った上で最終判断をしたといいます。
生活感が絵になる工夫
おしゃれに暮らしたいけれど、小さなお子様と猫ちゃんとの生活はどうしても生活感が出てしまう、という課題があったご夫婦。生活感をいかにポジティブに見せられるかというテーマを持ってプランに臨みます。
お部屋全体はおふたりの好みのインダストリアルなテイストに。フローリングやタイルはダークカラーで統一しました。内装材の色数を限定して、子供の服やおもちゃがアクセントとして空間に馴染むよう工夫されています。
洗面脱衣スペースに設けた猫ちゃんのトイレは、アーチ型の小さな通り穴をつけて収納の中に隠しました。
生活感を排除するのではなく、空間の一部として取り込み全体でバランスを取っています。
子育てと家事を快適に
賃貸で使いづらさを感じていた部分もリノベーションで解消していきました。
子育てのために工夫したのは玄関。ベビーカーをたたまず置けて、靴の脱ぎ履きにも充分な広さを取りました。家族全員分の靴、ストライダーを置いても余裕があります。お風呂の脱衣スペースも、お子様の体を拭いたり服を着せたりしやすい広さを確保。
また、水回りを1か所にまとめ、ウォークインクローゼットと隣接させたことで家事がしやすくなったそう。キッチン、洗濯機、ウォークインクローゼットを効率的に行き来できるようになり、家事の時短につながりました。
家族と向き合うキッチン
もうひとつ叶えたかったのが対面キッチン。料理中でもリビングのお子様の様子がわかり、安心して作業できます。食事をダイニングテーブルに運んだり片付けたりする手間も減ったそう。
キッチン腰壁はモルタルより水に強いモールテックスという素材で仕上げ、古材風のカウンターをつけました。普段は旦那様がひとりで食事するときに活用されています。お子様が寝た後、カウンターでゆっくりお酒を飲むのがご夫婦の至福の時間。
子育てや家事を楽にする工夫が日常を楽しむ心のゆとりにつながり、幸せなループを生んでいます。ご夫婦が家族のためにつくった空間が、4人と1匹の暮らしを見守っています。
面積 | 72.41m² |
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間取り | 3LDK→3LDK+WIC |
建物 | 中古マンション |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
リノベーション完工年月 | 2020年3月 |
完工時築年数 | 築19年 |
場所 | 東京都目黒区 |
家族構成 | ご夫婦、お子様2人、猫1匹 |
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