マイホーム購入のきっかけはお子様が通っていた保育園に年齢制限があったこと。
退園期限までにお引越しをすると決めたものの、何から始めればいいのかわからない状態に……。リノベるで働く奥様の友人に相談したのがきっかけで、中古リノベーションが一気に具体的になっていきました。
心が満たされるマイホームをもとめて
カメラマンの旦那様とデザイナーの奥様というクリエイティブなご夫婦。新築の見学にも行ったものの、価格に対して内装の納得感がなかったそう。せっかくマイホームを持つなら、自分たちの感性に合う居心地のいい住まいにしたいとリノベーションを決意されました。
ご実家から徒歩圏内で物件探し
物件探しで一番重視したのは、共働きご夫婦の強い味方である旦那様のご両親の家との距離。お子様が小学生になった時、下校後にひとりで過ごしてさみしい思いをすることがないよう、歩いて行き来できるエリアに絞りました。
3件内見に行き購入を決めたのは、緑道の緑を借景できる日当たりのいいお部屋でした。
LDKで感じる、広がりとあたたかさ
自然光がたっぷり差し込むバルコニー側に、家族が集まるLDKを配置。個室はミニマムサイズにして、LDKの広さを優先しました。賃貸の時に孤立感が気になっていたキッチンは、家族とコミュニケーションしやすい対面式に。キッチンでの作業が自然と奥様だけの仕事にならなくなるレイアウトになっています。
フローリングには味のあるナラ材をセレクト。LDK以外はグレーのタイル調の床材で統一し、LDKに入った時に感じる自然素材のあたたかみが増す演出がされています。
お友達の作品が彩る空間
デザインは、ご夫婦が共通してお好きな「ちょっとヴィンテージ、ちょっと北欧」をテーマに。
ダイニングテーブルと、梁に取り付けたハンガーバーは、奥様の友人がつくってくれたオリジナル作品。お友達の作品が入ることで空間が完成するよう、素材のバランスを取りました。
ベースは白、黒、木、コンクリートで統一感を持たせ、インテリアが映える空間になっています。キッチン腰壁も、背面の躯体現し壁になじむ仕上げを選びました。
空間をすっきり見せる工夫は廊下にも。スケルトンの天井に配管がいくつも出ないよう、壁付けの白い照明器具にしました。白とグレーで、シンプルで上質な雰囲気にまとめています。
それぞれのワークスペース
壁を挟んでキッチンの隣に配置させたのは、旦那様のワークスペース。壁の一部を天井から少し下げ、中の灯りが見えるようになっています。お互いの存在が感じられつつも、旦那様は作業に集中できる環境です。壁で完全に塞がなかったことで、空気を循環させる機能面のメリットも得られました。
奥様のワークスペースはキッチン背面の収納兼カウンター。無印良品の収納用品を入れてカスタマイズできるよう、あえて棚板なしで造作しました。奥様はこのカウンターで事務作業をしたり、絵を描くこともあるそう。家事から趣味まで幅広く活用されています。
今後は、お子様の成長に合わせてLDKの家具の配置を変えたり、洗面スペースにタイルを貼ったりと手を入れていく計画があるそう。心地よさを更新していくことができる、変化が楽しみなお住まいです。
面積 | 61.8m² |
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間取り | 3LDK→2LDK+書斎+SIC |
建物 | 中古マンション |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
リノベーション完工年月 | 2019年9月 |
完工時築年数 | 築24年 |
場所 | 東京都小平市 |
家族構成 | ご夫婦、お子様1人 |
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