- 中古マンション
- リノベる済物件
歴史ある邸宅地「松濤」に佇む9階角部屋120㎡超のお部屋/1970年築の歴史残る室内を紡ぎながら「100の居場所」が作り出された一点物の室内/合わせて73.1㎡のテラス・バルコニーからは渋谷新宿の街を一望できる圧巻の眺望です松涛パークハウス
19,800万円
間取り

物件のポイント
Point
■歴史ある邸宅地「松濤」エリアに佇む三菱地所㈱分譲「パークハウス」シリーズ
■9階最上階・東南・北東向き角部屋
■15.18㎡のバルコニーと57.92㎡の屋上テラスあり。渋谷新宿の街を一望できる圧巻の眺望。
■1970年築の歴史残る室内を紡ぎながらフルオーダーリノベーションが行われた一点物の室内(2016年完工)
■トランクルーム2戸付きで大型の荷物をお持ちの方も便利です
■専用使用可能な駐車場1台あり(駐車場管理費5000円/月)
■ペット飼育可能(細則あり)
リノベーションされた室内への逸る気持ちを抑えて、まずは物件のご紹介。

三菱地所株式会社分譲の「パークハウス」シリーズ。
施工は大成建設株式会社と大手の分譲、施工物件です。
本物件のポイントは管理状態の良さと、安心感。
さらには室内のリノベーションも魅力的という申し分のない物件です。
1970年築の本物件ですが、新築時から大切に管理されており2013年には大規模修繕工事にて外壁塗装の塗り替えやバルコニーの改修工事も完了しています。グレーのタイル地にアクセントとなる白色の窓枠が特徴的な見た目は、モダンで古さを感じさせません。
もちろん、オートロックセキュリティ付きのエントランスに改修工事されているのでセキュリティ面も安心です。
次回の大規模修繕工事は(2024年)に計画されており、管理の良さを感じます。

左・エントランス入り口/右・山手通りに面した前面の歩道は、道幅が広くしっかりと舗装されており、小さなお子様のいるご家庭も安全にお出かけできますね。

石材の使用された壁や床から高級感漂うエントランスロビー。
魅力はなんといっても室内のリノベーション。それでは室内をご覧ください。



いかがですか、この室内。壁や天井はいたるところに築52年の歴史を過ごしてきた躯体壁をそのまま活かしています。室内全体はダークグレー・スモーキーブルーで統一され、躯体壁の無機質さに無垢の床材が温かみを与えます。そしてそんな空間を、ヴィンテージの建具とそれに施された真鍮製のハンドルが空間を引き締めます。
テーマは「100の居場所」
2016年にこだわりのリノベーションを施した室内は、まさにテーマの通り、
どこを切り取ってもシーンが彩られるような空間。
ミラノのある邸宅をイメージされており、思わず「ほぅ」っと息が漏れます。

こちらは、「眺望を楽しめる、贅沢なカウンターテーブル」と「茶室のように設計されたおこもり部屋」記事の中で紹介していきます。
それでは玄関からご紹介しましょう。
まず玄関扉を開けると目に入り込むのがこの躯体壁。レンガ調のように見えるのがお分かりになりますでしょうか。
まるで外壁のタイルが貼られていたような跡が異空間への入り口を演出しているようにも見えます。
実はこのタイル跡はリノベーション工事で追加したものではなく、建てられた当初に職人によって施されたもの。マンションの歴史が強く感じられるこの壁は、売主様の希望によってそのままの状態で活かされており、現在も新たな歴史を紡いでいます。


玄関の収納棚上部分はディスプレイができるよう天板が設置され、売主様は季節に合わせてドライフラワーを定期的に入れ替えて飾られているとのこと。植物や花、絵画は勿論、近代的なアートなど、どんなものを置いても周りの躯体壁が引き立ててくれそう。収納は玄関から洗面脱衣室へと繋がる通路側にも十分に設けられているので、靴をたくさんお持ちの方も満足できる収納量になっています。
廊下も躯体を活かした重厚感のある空間。「路地裏」をイメージしたデザインとなっており、扉の先にある光へ向かって歩く道のりもわくわくします。

もちろん、デザインの良さは活かしつつ塗装で空間全体の色合いを変えるなどお好みに合わせての追加リノベーションも可能です。
続いてはお待ちかね。19帖の広さを誇るリビングダイニングをご紹介します。

こちらはダイニング側からリビングを眺めた写真。LDK合わせて約19帖の大空間が伝わりますでしょうか。ダークグレーとスモーキーブルーを基調とした凛とした空気の流れる空間ですが、天井に設けられたルーバーやヴィンテージの木材家具、無垢材を使用した床から温かみも感じられます。

壁のニッチには額縁がつけられ置物や花等を絵画のようにディスプレイできます
壁の塗装はポーターズペイントを使用。
ポーターズペイントは、大理石や石英、石灰の粉末を混ぜることで独特の風合いを楽しめるのが特徴的な塗装です。丁寧な仕上げにより豊かな光の陰影が生み出され空間を上品に演出しています。
床材にもこだわりが。

2つの異なる幅の無垢材が無作為に張られ、それにより、より表情が豊かになっています。
無塗装のオーク材が使用されており、経年変化により風合いが少しずつ深まっている最中、というところ。壁や天井の歴史を感じる躯体の風合いに、時が進むにつれさらに馴染んでいくのではないでしょうか。
続いてダイニングキッチンをみるとそこには存在感抜群の造作のカウンターキッチンがございます。


造作キッチン下部にはゴミ箱がすっぽりと入るサイズの収納も造り付けられており、あまり見せたくないゴミ箱は隠して収納が可能。さらに冷蔵庫部分には扉が設置されており、周りの空間を崩さないために家電製品は極力隠したいという方は扉を閉めることもできるようになっています。
台座部分やウォールキャビネットはダークネイビーに塗装され、各所にモールディングや真鍮のつまみがデザインされたアンティーク感のあるデザインはまるでヨーロッパのキッチンのよう。
シンクは調理プレート・樹脂まな板・水切りプレートの3枚のパーツが取り付けられた、こちらもオーダーの3ステップシンクです。
ダイニングキッチンに立ちバルコニー側をみると、、、

そこにはなんと新宿から渋谷の街を一望できる圧巻の眺望のテラスが。リノベーションされた室内と並ぶ本物件のお勧めポイントです。

テラスの一部の床板を開けるとお子様用の砂場が登場する可愛い仕掛けも。是非現地で探してみてくださいね。
周辺は第一種低層住戸専用地域である松濤の街並みが広がるため、視界をさえぎるものがなく広々とした青空が広がり、夜間には180°パノラマで東京の街の夜景を眺めることができます。
約37帖のルーフテラスとなっており、勿論テーブルセットが置ける他、水栓も設置してあるので夏場はプールやジャグジーなども楽しめるそう。
室内に戻りましょう。

ステップ部分はモルタルの金ゴテ仕上げのような独特の風合いが楽しめる塗装のモールテックス仕上げ。下部は収納になっています。
リビングの一角には、さすがは100の居場所のあるお家、バルコニーからだけでなく、お部屋の中からも眺望を楽しめる「居場所」がありました。
床から一段上がったその場所にはテーブルが造り付けられており、日中ワークスペースとして活用したり、東京を一望できる眺めとともに、夜お酒を愉しむひと時を過ごすことが出来そうです。バルコニーでの時間を楽しむときには、お酒やお料理を受け渡すバーカウンターとしても活躍しそう。その他の居場所がどこにあるのか気になる方は、ぜひ現地でご体感ください。
続いて廊下側に戻ってみると、薄い光の漏れる籠った空間が。覗いてみるとなんとそこは書斎になっていました。

出入口にある配管は銅製。時を経て赤褐色に変化し、深い風合いを醸し出しています。
約2帖ほどの小さなその空間は床は小上がりになり天井も近いなんとも落ち着く空間。床には畳が使用されており、入り口が狭いため、「にじり口」から茶室へと入るようなそんな雰囲気も感じられます。

人は狭い空間の方が落ち着き、集中しやすいと言われています。集中力を高く保ち、効率的に作業できる空間として活用できること間違いなしです。
書斎の隣にはウォークインクローゼットがございます。

内部の壁はラワン合板を使用。木目が揃っているのも細かなポイントの一つ。
約7帖もあるクローゼット内部には、沢山のお持ちの服がかけられるのは勿論、帽子掛けや鞄掛けもあります。
最後に気になる水回りを見てみましょう。
リノベーションされ数年経過しているから水回りのリフォームが必要かな、とお思いの方。こちらの物件に限ってはそれは違います。ご覧いただければ一目瞭然、まずは見ていただきましょう。

初めにご紹介したタイルを剥がした躯体壁の先に、リビング側の雰囲気とはまた違うホワイトと真鍮のゴールドを基調とした水回りがございます。

いかがでしょうか...?こちらが水回りです。タイルや石、ガラス等の上質な素材が使われ、代々受け継がれているような、そんなヨーロッパの邸宅にある洗面脱衣室を彷彿させる、まさに異国の地にいるような本物を感じる洗面脱衣室がそこにはありました。

洗面ボウルはイタリアのhatria社のものを使用、また洗面台の天板は木材にエポキシ樹脂を流し込み作られたもの。耐水性・耐腐食性があり、ガラスのように割れることも無く、50年以上劣化しないといわれています。
あらゆるところで、審美性だけでなく実用性も兼ねそろえている本物件、、つかの間、美しすぎて気後れしそうになりますが、しみじみと細部を見ると、実に、暮らすことも大切にされていることがわかり、ますます魅力を実感していただけるのではないでしょうか。
最後にエリアのご紹介
「松濤エリア」と聞けば、知る人ぞ知る格式高い住宅街。渋谷駅からは、なんと徒歩で15分。井の頭線の神泉駅からも10分という大都心の中にありながら、優雅で重厚感のある大邸宅が広がり、賑わう都心のイメージとは裏腹に凛とした空気の漂うエリアです。
渋谷区独自の条例から敷地の最低面積が200㎡と定められており、限られた者のみがその地に家を建てることを許された場所ともいえます。それゆえに変化の多い渋谷の地にありながら、今までもこれからも変わらない格式高さが保証された街といえるでしょう。

左・松濤美術館/右・戸栗美術館 江戸時代、紀州徳川家の下屋敷として広がり、明治維新後は徳川家から土地を譲られた旧鍋島家が「松濤園」という茶園を営んだ歴史ある土地には、邸宅地の中に「松濤美術館」や「戸栗美術館」、数々のギャラリーが佇むなど、文化的な色合いも強く、また旧鍋島邸より寄贈された、水車が回る池のある緑豊かな「渋谷区立鍋島松濤公園」もあるなど、緑豊かな街並みが広がっています。

渋谷区立鍋島松濤公園 左側の写真はなんと鍋島松濤公園内にある公衆トイレ。「The Tokyo Toilet」というプロジェクトにより数々のクリエイターによる公衆トイレがデザインされる中、こちらは建築士「隈研吾」による設計で建築されました。

左・松濤から神泉駅をはさみ反対側の地にある、徳島県産の食材を使用した食事を楽しめるレストラン兼ゲストハウス「turntable」。2018年、リノベるが徳島県と公民連携で一棟リノベーションをプロデュースしました。神泉駅周辺には、渋谷エリアでも名を馳せる有名店から古民家を改修した新たなバーなど数々の飲食店が広がります。/右・松濤の邸宅地の中に佇むフレンチ料理店「シェ松尾」
いかがでしたでしょうか。
「100の居場所」がテーマの本物件、今回は代表的なポイントを中心にご紹介しましたが、現地に来ていただくと、本当に多彩な居場所があることを、ご体感いただけます。
ぜひこの機会に、本物を味わいに、お越しになりませんか?
皆様からのお問合せお待ちしております。
スタッフ注目物件
内藤
デザイナーと売主様により細部にまでこだわられて作り出された本物件は、住まいとしての用途は勿論なのですが、ひとつの芸術作品としての価値を感じます。
今回ご紹介した以外にも、
・躯体壁の凸凹に合わせてぴったりと切り出された床材や壁
・下部にルンバの通るだけの幅をもたせた扉
・お子様の手の届く低めの高さに設定されたドアノブ
等、お伝えしきれないポイントが数々ございます。現地にてご紹介いたしますので、是非ご興味のある方はお問合せくださいませ。
所在地と周辺環境
所在地 | 東京都渋谷区松濤2-7-10 |
---|
学区 | 渋谷区立神南小学校
渋谷区立松濤中学校 |
---|
物件詳細
物件名 | 松涛パークハウス |
---|---|
所在地 | 東京都渋谷区松濤2-7-10 |
交通 | 京王井の頭線「神泉」駅まで 徒歩8分 JR山手線「渋谷」駅まで 徒歩15分 東急東横線「渋谷」駅まで 徒歩15分 東京メトロ千代田線「代々木公園」駅まで 徒歩16分 |
駅利便性 | 2沿線以上利用可 始発駅 快速停車駅 |
物件価格 | 19,800万円 |
---|---|
管理費 | 39,400円 |
修繕積立金 | 59,500円 |
その他使用料 | 駐車場管理費:5,000円/月
組合費:200/円 |
現況の間取り | 2LDK (※現状は1LDKですが、売主の負担にて2LDKに変更の上お引渡しいたします。 ※バルコニー面積は、バルコニー15.18㎡と屋上テラス57.92㎡の合計です。) |
---|---|
専有面積 | 123.44m² |
バルコニー面積 | 73.1m² |
築年月(築年数) | 1970年09月(築53年) |
所在階/階数 | 9階/9階建て |
総戸数 | 38戸 |
主要採光面 | 南東 |
駐車場 | あり |
共用部設備 | 駐輪場あり バイク置き場 |
セキュリティ | オートロック 防犯カメラ TVモニタ付きインターホン |
ペット相談 | 可 |
建物構造 | SRC(鉄骨鉄筋コンクリート) |
---|---|
リノベーション 自由度 | |
耐震 | 旧耐震 |
修繕計画の有無 | あり |
土地権利 | 所有権のみ |
リフォーム履歴 | 2016年08月 |
管理員 | 委託(巡回) |
現況 | 空室 |
---|---|
引渡し可能年月 | 相談 |
備考 | 2016年フルオーダーリノベーション実施 |
情報登録日 | 2022年12月3日 |
---|---|
情報更新日 | 2023年8月21日 |
物件ID | 7564 |
リノベる済物件のこだわり
壁・天井・床
- 無垢材フローリング
- 躯体現し
- 塗装
- タイル・レンガ
パーツ・スペース
- ウォークインクローゼット
- 土間
- 室内窓
- インナーバルコニー
- 小上がり
動線
- 回遊動線
- 家事動線
キッチンまわり
- セパレートキッチン
- パントリー
物件のリノベーション自由度(予測)
- 壁をこわして大空間
- コンクリートを活かす躯体現し
- 間取りづくりしやすいワイドスパン
※リノベーションでは、解体工事をすることで実際の物件構造が明らかになります。まれですが、事前予測と異なる場合があります。上記は予測として検討の参考にしてください。
取扱不動産会社
- リノベる株式会社
- 東京都港区南青山5丁目4‐35 たつむら青山ビル
- 0120-684-224
- 免許番号:国土交通大臣(1)第9581号
- 取引形態:一般媒介