ご夫婦の地元が同じということもあり、生まれ育った土地でリノベ前の物件探しをされていたご家族。ご主人のご実家は2駅利用可能でそれぞれ徒歩5分以内という好立地だったため、「実家と同じマンションで物件を見つけられたら最高なのにね」と話していたところ、まさに条件ぴったりの物件に巡り合ったというから驚きです。
そんなご家族のお住まいは「リノベーションならではの間取り」が特徴。広々としたリビングとダイニングキッチンはもちろん、名脇役として子供たちが探検気分で遊びたくなるトンネルが設置され、「空間」を最大限に生かす役割を果たしていました。
“トンネル”の正体は、ロフトの仕組みを使ったウォークインクローゼット(WIC)兼子供部屋。全長6mもあるロフトは下部分がWICとなっており、「家族の衣類などすべて1か所に収納したい」という奥様の思いを叶えるスペースに。ロフトの上部には2つに仕切られたカーペット敷きのスペースが用意されており、将来真ん中に仕切り壁を入れて囲うと子供用の寝室ができあがる仕組みになっています。「子供部屋を作るかどうするかとても悩みました。成長して大きくなっても子供にはリビングに出てきてほしいので、思い切って寝るスペースだけの個室にしました」と話すご夫婦。ロフトの壁にはカウンター式のデスクと本棚が取り付けられ、勉強ができるスペースも確保されています。
主役のリビングには、大きなソファを配置。電球を組み合わせてシャンデリア風に配置した照明がお部屋のアクセントになっており、お仕事帰りのご主人がリラックスできる場所となっています。ダイニングキッチンは食事の準備や片付けがしやすいつ一体型のタイプをチョイス。小さなお子様がいるお住まいでは、食事中でもキッチンにアクセスしやすいレイアウトは大切なポイントです。パントリーの扉にはファブリックを使って、やわらかい印象の雰囲気に仕上げています。ドアなどの建具は価格も高いので、家づくりでのコストカットにも一役買っているのだそうです。
玄関は家族揃ってお出かけ準備ができるように、広い土間スペースとベンチシートが設置されています。IKEAのマグネット包丁ラックを応用した鍵置きラックは、料理人であるご主人のアイデア。お出かけ前に鍵がなくて慌てることもありません。奥には自転車も格納できるシューズインクローゼット(SIC)を設置し、玄関まわりをすっきりさせられるようになっています。
日々成長していくお子様との関係性を大切するご夫婦との想いが詰まったお住まいです。
面積 | 71.0m² |
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間取り | 3LDK→1LDK+ロフト |
建物 | 中古マンション |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
リノベーション完工年月 | 2016年5月 |
完工時築年数 | 築35年 |
場所 | 埼玉県川越市 |
家族構成 | 夫婦、子ども2人 |
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