“大正時代のアンティークドアに似合う住まい”がテーマのお部屋。昔の街灯や洋館のシャンデリアを思わせる照明の明かりが、陰影をつくり出し、室内を艶やかに彩ります。トイレの扉に使われている建具は、特にこだわりの逸品で、大正時代の洋館に使われていたものを古美術商から買い取り、取り付けてもらったそうです。
ON-OFFを切り分けられる暮らし
「リノベーションした新しい住まいでは、ON-OFFの時間を切り分けられる暮らしをしたいと思っていました」と話すSさん。お仕事で多忙な日々を送られていることもあり、家は寝に帰るための場所。だからこそ、短い時間でもリラックスできる自分の『好き』が詰まった、自分らしい空間で暮らしたかったそうです。
リビングダイニングにはこだわりのインテリアを配し、照明は温かみのある電球色に。日々の疲れを癒すリラックス空間に仕上げられています。一方、寝室兼ワークスペースは白でシンプルにまとめ、照明も昼白色を用いて作業がはかどる機能的な空間に。
なんとなく賃貸は勿体ない
インテリアだけでなく、照明の色の使い分けまでこだわった空間づくりをおこなったSさん。そんな彼女が中古マンション購入+リノベーションをしようと思ったきっかけは、賃貸で家賃を払い続けるって勿体ない!と気づいたからなのだそう。「会社の先輩と家の話をする機会があって、『例えば、家賃をこのまま10年支払い続けたら…』という話になり、実際に計算してみると、びっくりする金額になって、なんとなく賃貸に住み続けるって勿体ないのかも…と考えるようになりました。せっかくなら資産として形に残したいと思い、中古マンションリノベを決めました」。
女性ひとりでも安心できる暮らし
女性のひとり暮らしでも安心して暮らせるよう、特に物件選びは慎重におこなったと言います。「オートロック・モニター付き、駅近、駅から家までの通りの明るさや人通りの様子、ゴミ出し24時間、屋根付き駐輪場…。自分では変えられない周辺環境は必要項目を整理してしっかり検討しました。逆に、部屋の中はリノベーション工事で自由に変えられるのであまり気にしませんでした」。
毎日の暮らしの中で「自分にとって大切なことははなにか」を見極めたからこそ得られる、充実した「その人らしい」暮らしがここにあります。
面積 | 38.88m² |
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間取り | 2K→1LDK+WIC |
建物 | 中古マンション |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
リノベーション完工年月 | 2017年3月 |
完工時築年数 | 築19年 |
場所 | 東京都杉並区 |
家族構成 | 単身女性 |
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