新旧の作り出す風合いがリノベーションならでは
築38年の建物の質感を活かしたコンクリートあらわし壁と、パーケットフロア木目や造作窓枠。“新しい”と“古い”が重なり合ったリノベーションならではの風合いが魅力のお住まいです。
激戦区を希望すると、相談前に断られることも…
マイホーム購入するなら中古を買ってリノベーション!と決めていたというSさん。ご希望エリアが超人気の激戦区だったことから、検討当初、物件探しのできるリノベーション会社に問い合わせをしても電話口で断られてしまい、依頼できる会社探しをするスタート時点から苦労されたそうです。「[リノベる。]さんが相談に載ってくれると言ってくれたときは本当にうれしかったです」とSさんは振り返ります。
ドアのない回遊性が魅力の住まい
そんなSさんがリノベーションで叶えたのは、ドアをなくして部屋同士がつながる人も風も回遊する気持ちのよいお住まいです。
「この物件にした決め手のひとつが、窓の外に緑が見えることでした。都心でも自然を感じる暮らしをしたかったので、窓の多い風通しの良い空間が魅力でした。なので、デザイナーさんに間取りを考えてもらう際も、冷暖房をなるべく使わず、自然風で暮らせるように工夫してもらいました」。ウォークインクローゼット(WIC)と廊下をつなげることで、リビングからも寝室まで回遊できる動線になっています。WICの大きな室内窓が風を通す役割を担っています。
将来に備えた子供部屋、WIC内のワークスペースなど、工夫満載
L字になっているLDKは、今は広々としたスペースとして使っていますが、将来お子様が成長したら壁を立てて子供部屋にできるよう設計されています。また、WIC内の室内窓下には作業スペースを設け、子育てしながら家で仕事ができるように工夫されています。WIC壁には埋め込み型の収納スペース(ニッチ)が設けられ、書籍や雑貨など日々扱うものが収められています。
寝室には、Sさんが大切にされている和箪笥がぴったり納まるスペースが設けられました。ハンガーバーも取り付けられ、着物を飾ってインテリアとして楽しんでいます。
プランを考える過程も、家族の忘れられない思い出に!
「リノベーションのプラン打ち合わせしている時が一番楽しかったです。デザイナーさんは私のこだわりをよく理解してくださって、こだわりとコストのバランスがとれるようにコントロールしてくださいました。一緒にプランを詰めていくスタイルで取り組めたのがよかったですね。ただ、子供が遊びたい盛りで、プランの打ち合わせに同席させるとすぐ飽きてしまうのが難点でした。その教訓から子供はなるべく同席させず(笑)、仕事終わりにデザイナーさんとの打ち合わせを入れるようにしていました。大変でしたが、今ではいい思い出です」とSさんは話します。
面積 | 55.51m² |
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間取り | 2LDK→1LDK(将来2LDK) |
建物 | 中古マンション |
構造 | 鉄筋鉄骨コンクリート |
リノベーション完工年月 | 2018年2月 |
完工時築年数 | 築38年 |
場所 | 東京都世田谷区 |
家族構成 | 母、娘 |
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