まさかの電話口で門前払い!“不可能”を覆した最高のリノベーション暮らし

まさかの電話口で門前払い!“不可能”を覆した最高のリノベーション暮らし
VOICE

[リノベる。]のお客様たちの、中古を買ってリノベーションするまでの『ターニングポイント』をインタビュー。

家は人生最大の買い物だからこそ、不安と期待が交差するもの。先輩たちがどんな決断を積み重ねて、今のお住まいに辿り着いたのか、お話を伺いました。

【今回ご登場の先輩】
“アンティーク”と“和”のインテリアが好きだというSさん。リノベーションプランでは、インテリアスタイリスト・石井佳苗さんのブログや記事を参考にされたそうです。

目次

  1. リノベーションしたいのに、電話口で断られてしまう……
  2. 現実は厳しい。でも幸運は巡ってくる!
  3. 部屋じゅうを、風がめぐる家。
  4. コストカットにもなったDIY。でも、モルタル塗装は大変!?
  5. 物件サイトでは見つけにくい「リフォーム前物件」
  6. リノベーションならではの、風合いと間取りを楽しむ暮らし

リノベーションしたいのに、電話口で断られてしまう……

「アンティークのインテリアが大好きで、マイホーム購入するなら中古を買ってリノベーションしたいとずっと思っていました。リノベーションのことを考え始めてから2年が経ち、子供も小学校に上がるタイミングになり、今だ!とリノベーション会社に連絡を取っていったのですが、電話口でことごとく断られて…。落ち込みました」とSさん。
意気揚々とプロに相談したにも関わらず、プロの開口一番は「そのエリアで見つけるのはウチでは難しいですねぇ」。電話口で門前払いされてしまうという悲しい事態に。
「私たちの希望エリアは世田谷区の中でも特に人気のエリアで、しかも戸建が多いエリアで、そもそもマンションが少なかったので仕方ないのですが、どこにも相手にしてもらえなくてショックでした。そんな中、唯一[リノベる。]は話を聞いてくれて、『厳しいとは思いますが、一緒に探してみましょう』と言ってくれたんです」と。

ソファでくつろぐ親子

現実は厳しい。でも幸運は巡ってくる!

住み慣れた街だったので離れることをどうしても考えられなかったと言います。
「[リノベる。]で物件を探してもらったのですが、やっぱり難しく、、、物件がなかなか出なくて、環境の似た違うエリアの物件をいくつか見に行きました。でもピンと来なくて、どうしよう…とモヤモヤしていたところに、運よく希望のエリア&希望の価格帯で物件が出てきたんです! そのマンションは窓がとても多い物件で、窓の外に緑が見えるところが気に入りました」と、念願のエリアで出てきた物件に喜ぶSさん。
その一方で、冷静に物件の管理状況についても確認・検討されたと言います。「世帯数の少ない小規模マンションである点がネックでした(世帯数が少ないと管理費が高くなりがちだと[リノベる。]のセミナーで習ったので)。住宅購入は大きな買い物なのでいろんな条件を付けたくなりますが、自分たちの優先順位を整理し、マンション規模については妥協することにしました」。

明るいリビング

部屋じゅうを、風がめぐる家。

間取りやデザインを考えるプラン検討が楽しかったというSさん。「家じゅうに風が通る家にするのがテーマでした。ウォークインクローゼットも含めてすべての部屋がつながるように設計してもらいました。ドアは付けず回遊できるようになっています」。部屋を挟んで西側と東側どちらにも窓があり、風が室内を抜ける気持ちのよい空間になっています。

内装は、益子にある「pejite[ペジテ]」というアンティーク家具店の雰囲気を参考にしたそうです。ダイニングテーブルはそのお店で購入されました。

アンティーク家具ペジテのテーブル

子供部屋

コストカットにもなったDIY。でも、モルタル塗装は大変!?

寝室の塗装壁、キッチンのモルタル塗装、GLボンド痕を隠す塗装、3つの塗装をSさんご自身の手でおこなわれました。
「モノづくりが好きだったので、コストカットも狙って自分でやれるところは自分でやりました。友達に協力してもらってやったのですが、キッチン腰壁のモルタルを塗装する作業は想像以上に大変でした。塗りムラも出やすくて、プロにお願いしたほうがよかったかも…と作業しながら後悔がよぎったのですが(笑)、なんとかやり切りました」

こだわりの壁とランプ

物件サイトでは見つけにくい「リフォーム前物件」

「[リノベる。]で物件を探してもらっている間も、自分で物件サイトをいろいろ見ていたのですが、サイトに載っている物件の多くはリフォーム済みばかり。リフォーム前物件って、なかなか出てこないものなんですね。リノベーションのプロに物件探しや物件の見極めをお願いできて良かったです」と話すSさん。リフォーム済物件にはリフォーム費用が上乗せされており、リノベーション前提で内装や間取りを自由につくりたいと思っている場合は無駄なコストになるため、可能であれば避けられると◎です。

リノベーションならではの、風合いと間取りを楽しむ暮らし

フラフープで遊ぶ少女

子供部屋の窓と少女

「リフォーム前物件を購入できたことで、建物の質感を残しアンティークの風合いが楽しめる家が完成しました。子供は回遊できる空間を楽しんでいて、家のあちこちで隠れん坊したり走り回ったり、とにかく元気に遊びまわっています」と微笑むSさん。
家のどこにいてもお互いを感じられる、仲良し母娘の新しい生活がはじまっています。

くつろぐ親子アップ

▼このご家族のお住まい記事
「部屋じゅうをめぐる風と光、ドアのない家」
https://www.renoveru.jp/renovation/277

※本記事は2018年6月取材時点の情報です。

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