壁を取り払い、全面窓の開放的ワンルーム
「元々は2LDKの部屋だったのですが、4畳と5畳の小さな部屋だったのでリノベーションで壁を取り外し、思い切ってワンルームにしました。窓の格子は元々ついていたものを再ペイントして使っています。いいアクセントになっているでしょ?」と話すOさん。お住まいは窓からの採光が抜群で、観葉植物たちが気持ちよさそうに葉を伸ばしています。
趣味を楽しむ部屋づくり
友人を自宅に招いてホームパーティーができる広い空間を中心に、間取りづくりがおこなわれました。寝室スペースを壁で仕切らず完全なワンルームスタイルに。キッチン、冷蔵庫、洗濯機は壁側に配置し、リビングが極力広く使えるよう設計されています。
窓際に設置した造作ベンチ兼収納は来客時の着席スペースに。ホームパーティーでは15人以上の人がこの部屋で過ごすというから驚きです。ほかにも、趣味の自転車や観葉植物を楽しめるよう、メンテナンスや手入れが室内でもできるスペースとして窓際の床にはタイルが使われました。
セルフメンテナンスも考えた素材選び
ラワン合板を壁紙代わりに用い、白塗装と明るい木目の無垢材フローリングが使われ、お部屋の雰囲気はナチュラルで明るい印象に。「特に無垢材のフローリングが気に入っています。自然の木材の肌触りがいいですね。無垢材は床にシミや傷が付いてもヤスリで削って目立たないようにセルフメンテできるのがうれしいです。合板のフローリングじゃこうはいかないらしいですよ。来客が多くどうしても汚れやすいので助かってます。塗装壁も傷や汚れを自分でペンキで補修しています」とOさん。リノベーション時には、メンテナンスも踏まえて素材や加工方法を検討したそうです。
ひとり暮らしも、ふたり暮らしも楽しめる家
玄関からリビングに至る廊下には、4mの長さがあるクローゼットが設置され、衣類をはじめ、書籍、スーツケース、筋トレグッズなどが収まっています。「筋トレが趣味でトレーニング用のバーベルを持っているんですが、クローゼットは扉じゃなくカーテンで開閉するので、そのまま転がして収納できちゃうので便利です」。この4mの収納は、二人分の荷物が入るよう設計されており、結婚後ふたり暮らしになっても困らない容量です。
趣味が存分に楽しめるひとり暮らしのお住まいは、ふたり暮らしも想定したお住まいになっています。
面積 | 39.1m² |
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間取り | 2DK→ワンルーム |
建物 | 中古マンション |
構造 | 鉄骨造 |
リノベーション完工年月 | 2017年3月 |
完工時築年数 | 築43年 |
場所 | 東京都渋谷区 |
家族構成 | ひとり暮らし |
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