facebookで［リノベる。］のセミナー開催記事を偶然見かけたことがきっかけで、セミナーに参加してくださったJ様ご夫婦。
自分たちのこだわりを形に。
セミナー受講時は、「そもそも私たちに住宅購入できるんだっけ？」という状態だったそうですが、受講後、コーディネーターといろいろ話をする中で、「自分たちのこだわりを形にするなら、オーダーメイドでリノベーションするのが一番よい選択なのでは。自分たちに合った間取りや内装をつくりたい！」と、中古を買ってリノベーションすることを決意されました。
持っている家具がきちんとはまるプランづくり
「デザイナーさんと一緒に間取りや内装のプランを考え、自分たちの理想を形にしていく作業はとても楽しかったです。持っている家具のことも考慮しながら進めてもらいました」と旦那様は話します。ミニマリストのご夫婦は、最低限の持ち物にし、シンプルでかっこいい空間を目指しました。
夫婦ふたり暮らしのための、贅沢な間取りづくり
間取りは3LDKから1LDKに変更され、ご夫婦ふたりがゆったりと過ごせる贅沢な間取りに。部屋数を最低限にする代わりに、リビングとダイニングキッチンに充てる広さを確保したそうです。
空間の主役を決めて部屋づくりを
LDKは、コンクリート躯体、無垢材フローリング、ステンレスキッチンの3つを主役に空間づくりがおこなわれました。
元々のコンクリート躯体の状態が良かったこともあり、素材をそのまま活かしています。キッチンはデザイン性を重視。収納も最低限にとどめています。無垢材フローリングにはウクレレ塗装が施され、深みのある色合いに仕上がりました。
空間の高低差を使って生み出した広がり
リビングでの居心地の良さをより感じられるよう、床のつくり方にもちょっとした工夫が。あえてリビング床をダイニングキッチン床より一段下げ、リビング側の天井高を上げています。この工夫により、リビングでくつろぐ際に部屋が体感的により広く感じられるようになっています。
どちらの部屋からもアクセスできるウォークインクローゼット
ウォークインクローゼット（WIC）は、寝室とリビングを行き来できるようウォークスルーになっています。WICには洋服だけでなく、掃除機などの家電をはじめ趣味の漫画も納められ、隠す収納で表の空間をすっきり見せています。
見えないところにもこだわるから暮らしやすい！
デザイン性はもちろん、空間の高低差活用や回遊動線など細かく計算されたお住まい。表面的なリフォームではなく、機能面にしっかりこだわってつくり替えるリノベーションならではの特徴が詰まったお手本にしたい事例です。
| 面積 | 63.0m² |
|---|---|
| 間取り | 3LDK→1LDK |
| 建物 | 中古マンション |
| 構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
| リノベーション完工年月 | 2017年10月 |
| 完工時築年数 | 築33年 |
| 場所 | 大阪府八尾市 |
| 家族構成 | 夫婦 |
- キッチン
- リビング
- トイレ
