キッチンパネルの選び方ガイド|素材の種類・特徴を紹介

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こだわり・暮らし方

キッチンパネルを選ぶ際、初めての場合、素材や種類で悩むことがあるのではないでしょうか。今回の記事では、素材の種類とそれぞれの特徴、選び方をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

キッチンパネルとは?どんな種類がある?

キッチンパネルとは、コンロなどの熱を発する機器の周辺に取り付けて、壁の耐火性や油への耐汚染性を強化するパネルのことです。素材の種類は、「タイル」「金属」「不燃化粧板」「ホーロー」の4つがあります。

タイル

タイルは、キッチンパネルが登場する前から広く使われてきた素材です。厳密には、キッチンパネルとは別の製品ですが、「耐火性や耐汚染性を強化する」という用途は同じです。メリットは、耐水性や耐火性、耐久性が高いことです。タイルの形や色の組み合わせを自由に選べるほか、デザインによってはレトロな雰囲気にすることもできます。基本的に陶磁器製のため、金属や不燃化粧板よりも傷がつきにくい点も魅力でしょう。デメリットは、「目地が汚れやすい」「ひび割れしやすい」「費用が高め」の3つです。タイルには、目地と呼ばれる隙間があります。この部分は、タイル自体よりも汚れに弱く、変色しやすい特徴があります。また、頑丈ですが柔軟性に欠けるため、衝撃を受けると割れやすいデメリットもあります。タイルの施工には技術が必要で、手間もかかるため、費用が高額になる傾向があります。

金属

金属のキッチンパネルは、一般的にステンレスやアルミを使った板のことです。メリットは、耐火性が高いこと、調理後のメンテナンスがしやすいことです。デメリットは、「傷がつきやすい」「デザイン性が低い」の2つです。金属は、表面が傷つくとさびやすいといった問題があります。

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不燃化粧板

不燃化粧板のキッチンパネルは、主にメラミン樹脂を使った板のことです。メリットは、安価でデザインが豊富なこと、耐久性と耐水性が高いことが挙げられます。タイルや金属よりも費用が安く、表面が加工しやすいため、石目調や木目調といったデザインが選べます。デザインや色の選択肢は多いですが、本物のタイルと比べると質感が劣る点がデメリットと言えます。

ホーロー

ホーローのキッチンパネルは、金属素材の表面にガラス質の釉薬(うわぐすり)を塗って、高温で焼いた板です。メリットは、熱や汚れだけではなく傷にも強く、光沢があるため高級感が出ることです。金属の弱点である傷つきやすさを、ガラス質の表面にすることでカバーした素材と言えるでしょう。デメリットは費用が高めなこと。タイルほどではありませんが、金属や不燃化粧板よりは価格が高くなる傾向があります。

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キッチンパネルの選び方

キッチンパネルを選ぶポイントとしては、「色」「デザイン」「素材」「メーカー」「サイズ」の5つがあります。

キッチンパネルの色は、どういった雰囲気の空間にしたいかというインテリア的な観点と、汚れの目立ちにくさなどのメンテナンスの観点があります。白系のキッチンパネルは空間に明るさと清潔感を出しやすい色です。一方で、汚れが目立ちやすいため、ダークカラーのパネルに比べると念入りな掃除を必要をします。ダークカラーのキッチンパネルは落ち着いた雰囲気を出しやすくなります。

デザイン

キッチンパネルのデザインは、キッチン全体の統一性を考えて選びましょう。パール調は上品な印象、石目調は落ち着いた印象など与える印象はさまざま。同じ石目調のデザインでも、選ぶ色により印象は変わります。どんな雰囲気のキッチンにしたいかを考えながら、デザインを選ぶようにしましょう。

素材

キッチンパネルの素材の選び方にもポイントがあります。撥油(はつゆ)加工や撥水(はっすい)加工がされているパネルは、油汚れや水に強いのでおすすめです。キッチンパネルに傷がつくのが嫌だという場合は鏡面仕上げの金属製より、ホーローや不燃化粧板のキッチンパネルの方が適しています。求める機能により、選ぶべき素材は変わるため、優先順位を考えながら選んでみてください。

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メーカー

メーカーにより、展開している素材やデザインのバリエーションは異なります。ウェブサイトにカタログ掲載しているメーカーが多いため、ネットだけでもある程度情報収集できます。ショールームで実物を見てから選びたい場合は、ご自宅から行ける場所にショールームがあるかもチェックしてみてください。カタログだけで判断がつかない場合など、ショールームで実物を見ながら専門スタッフに相談できると安心です。

サイズ

キッチンパネルのサイズの決め方も、チェックしておく必要があります。キッチンパネルの奥行きは油や水はねを考慮してキッチンの奥行きよりも長めのサイズにするのが一般的です。貼る場所としては、耐火や油汚れを考慮してコンロなどの加熱器の周囲には必須です。キッチン全体にパネルを取り付けて汚れを防止することもあります。機能面だけでなくデザインのバランスも考えてパネルを部分的に設置するか、全体に設置するかを考えましょう。

パネルのサイズはメーカーによって異なりますが、アイカ工業株式会社の不燃化粧板「セラール」の場合、以下のサイズがあります。

  • 縦935mm×横1855mm×厚さ3mm
  • 縦935mm×横2455mm×厚さ3mm
  • 縦935mm×横2755mm×厚さ3mm
  • 縦1235mm×横2455mm×厚さ3mm

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キッチンパネル選びでよくある失敗例

キッチンパネルを選ぶ際によくある失敗例を、3つご紹介します。キッチンパネルの購入後に設置してみて「思っていたのと違う」とならないよう、事前に失敗例を知っておきましょう。

1.撥油加工や撥水加工が施されていないキッチンパネルを選んでしまうケース

キッチンパネルのなかには、撥油加工や撥水加工がついていない種類もあります。これらの加工が施されていないと、調理油や水はねによる汚れがつきやすくなる恐れも。キッチンパネルを設置する際は、事前に撥油加工や撥水加工がある商品か確認しましょう。

2.パネルを広範囲に貼ることでキッチンが暗くなってしまうケース

キッチン全体にパネルを貼るケースは珍しくありません。しかし、暗い色を選んでしまうとキッチンスペース全体が暗くなってしまうため、注意が必要です。対策として、明るめの色や光を反射する金属素材のパネルを部分的に使用したり、キッチンの照明の数を増やす方法があります。また、キッチン用の汚れにくい壁紙を貼っている場合は、キッチンパネルはコンロや水回りだけに使用するなど全体のバランスを見ながら調整してみてください。

3.逆にキッチンパネルの範囲が狭すぎるケース

壁とコンロの距離が近い場合に特に重要です。キッチンの奥行きと同じ長さのパネルを貼ってしまうと、油汚れが壁に付着しやすくなります。油はねや水はねしやすい範囲を考慮してパネルサイズを決めるようにしましょう。

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まとめ

キッチンパネルは選び方次第でキッチンの雰囲気が大きく変わります。素材ごとの特徴やデザインを把握し、機能性やサイズにも考慮して選んでみてください。

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