ふたり暮らし(夫婦)の施工事例 case study

桐たんすに似合う和の素材を感じて。家族と一緒に育てる家。

「心地よく過ごせる理想の家に近づけたい」とリノベーションを決意したご夫婦が出会ったのは、角部屋の三面採光という理想的なマンション。駅から近く管理体制も安心できたことから、このお住まいを選びました。

 ご夫婦が大切にしたのは「住むほどに愛着がわく家づくり」。特に長い時間を過ごし、コミュニケーションの場でもある「ダイニングキッチン」にこだわりました。
 日常暮らす上での使いやすさ、過ごしやすさといった機能面はもちろん、お友だちを招いてホームパーティを開きたいとの思いから、「生活感を出さない」ための工夫を凝らしています。生活感の出やすいキッチンまわりをカウンターで隠し、電子レンジやトースターが並ぶ食器棚は、ダイニングから見えないレイアウトにしました。

 住まいを彩る素材をセレクトする際にシンボルとなったのは、奥さまのお嫁入り道具の「桐たんす」。この桐たんすに似合うように、フローリングや壁、建具などをコーディネートしていきました。キッチンの腰壁に施された「大谷石」もそのひとつ。大谷石の存在感が素敵なキッチンカウンターは、ホームパーティを開く際にはゲストが集まるスタンディングバーとしても機能しています。
 重厚感のある大谷石、オークの無垢フローリング、ドアのハンドルバーの南部鉄器など、「永く愛用できる飽きのこない素材」を配し、和の本格素材にこだわったお住まいになりました。

 キッチンは、お料理がお好きなご主人と奥さまが並んで立てるワイドなものを選択。お手持ちのキッチンツールや食器のサイズを確認しながら、収まりがよく使いやすいキッチン棚と食器棚を置きました。
玄関から視界に入るキッチンの壁面には、大谷石に似合う茶系のモザイクタイルを矢羽貼りに。快適にお料理できるように、公園の景色が見える向きにキッチンをレイアウトしました。

 寝室はリビングとつながったベランダ側に配して、朝の自然光で目覚められる明るい空間に。これから誕生するお子様とのひなたぼっこやお昼寝にもぴったりです。

 フリースペースは「生まれるお子様のためにミシンを始めた」という奥さまの洋裁室として活用されています。お子様が成長されたら子供部屋にすることもできるなど、新たなライフステージにも対応できるフレキシブルな間取りです。

 「家が好きだから帰りたい、といつまでも家族が思える家にしたい」というご夫婦の想いが詰まったお住まいが実現。これからライフステージが変わっても、誕生するお子様と一緒に成長する素敵な空間になりそうです。

面積 67.15m²
間取り 3LDK→2LDK
建物 中古マンション
構造 RC造
リノベーション完工年月 2015年2月
完工時築年数 築36年
場所 東京都世田谷区
家族構成 ご夫婦
Before
After
  • リビング
  • ダイニング
  • 洋室
  • 洋室
before before間取り
after after間取り
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