68.24㎡すべてを全面モルタル床にしたお住まい。洗練されたシンプルな空間に配置された、観葉植物・家具・キッチンなどご夫婦のセレクトアイテムが目を引きます。
無機質な空間に映える自然
リノベーションのテーマは、「緑と眺望にこだわった、家の中でも自然を感じられる住まい」。木の素材を使わず、最大限に緑が映える空間づくりがおこなわれました。
キッチンもインテリアとして。くつろぎに満ちた贅沢空間
元の間取りでは2部屋だったところを、壁をぶちぬいて1つの大きなリビングに。リビングには、くつろぎ用のソファスペースと読書用のソファスペースの2か所を設ける贅沢なつくりに。
キッチンはインテリアにもなるよう、機能だけでなくビジュアルにもこだわって選んだそうです。また、キッチン背面の壁は全面タイルにすることで、清潔感に満ちた空間に。「タイルは部分的に取り入れる予定だったのですが、全面タイルにした場合との価格差をうかがって、思い切って一面タイルにしてもらいました」。
タイルの白・キッチンのシルバー・植物のグリーンのコントラストが美しい、絵になる空間です。
得意を活かした役割分担
物件探しは旦那様、内装プラン検討は奥様が中心になって進めたご夫婦。
「得意なことを分担できたことが良かったですね。物件探しでは夫がとても頑張ってくれて、夜遅くまで熱心に情報収集してくれました。私も負けじとピンタレストを見まくって気になる画像を集め、コンセプトシートをつくって設計さんとの打ち合わせに挑みました。やりたい世界観のイメージ共有がしっかりできたので、プランづくりから工事までスムーズに進められました」と奥様は当時を振り返ります。
小さなスペースにもお互いのこだわりを
寝室内に設けられたデスクスペースは化粧台兼ミニ書斎。奥様のこだわりの場所です。「ここのデスクで作業しながら、室内窓越しに見るリビングの風景がお気に入りです。素敵な部屋だなぁと自画自賛しています(笑)」。
内装や間取りづくりは基本的に奥様におまかせだった旦那様ですが、ここだけは!と、旦那様のリクエストが全面的に反映されたのが『トイレ』です。旦那様の大好きな漫画の世界を色で表現したこだわりの空間に。ピンク、エメラルドグリーン、ライトブルーがあしらわれ、個性たっぷりの仕上がりです。
住まいで変わった、新しい暮らし方
「東向きの窓からの朝日とともに目覚める朝がとても気持ちいいです。仕事から帰宅した平日夜でもルーフバルコニーで夫婦そろって晩ごはんを食べたり、ソファでそれぞれの一人の時間をのんびり過ごしたり。些細なことですが、そんな時間がとても幸せです」。新しい住まいで暮らしの変化が、ご夫婦の毎日に小さな幸せを届けています。
※モルタルとは:セメントに砂を混ぜて水で練ったもの。コンクリートほどの強度はありません。
面積 | 68.24m² |
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間取り | 2LDK→1LDK |
建物 | 中古マンション |
リノベーション完工年月 | 2018年5月 |
完工時築年数 | 築33年 |
場所 | 神奈川県横浜市青葉区 |
家族構成 | 夫婦 |
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