自分がデザインした家に住みたいという夢があった奥様。理想のおうちを実現する方法として、リノベーションと注文住宅を検討されていたそう。予算や都心へのアクセスを比較して、最終的にリノベーションを選択されました。
リノベるとの出会いはパドラーズコーヒーとリノベるのコラボイベント。たまたま開催場所が奥様の職場近くだったため、参加されたそう。「リノベるの皆さんの人柄がとても良く、お世話になると決めました」と奥様。
上のお子様が小学校に上がるまでに家を買う計画で、マイホームへの引っ越しの1年ほど前から物件探しをスタートしました。旦那様の地元に近く、土地勘のあるエリアで10件ほど内見。購入されたのは自然ゆたかで静かなエリアに建つマンションの一室。日当たりや風通しが良く、角住戸だったのも決め手になりました。
コミュニケーションが育まれる間取り
おうちづくりのコンセプトは「家族の会話が行き交う空間」。キッチンは料理中もお子様を見守ることのできる対面式に。お子様がダイニングで絵本を読んだり、ご夫婦がソファでくつろいだりと、思い思いに過ごしていても、会話しやすいつくりになっています。
ロフトも家族の交流スペースに
LDKの一角に設けたロフトスペースは、マットレスを置き家族みんなのベッドルームとして活用されています。「仕事で夜遅く帰っても、寝室が一緒なので子供たちの顔が見えるのがうれしいですね」と旦那様。
ロフトと同じ空間に設けた勉強机はキッチンからも目が届く配置に。壁で仕切って集中しやすくしつつも、家族とのコミュニケーションも取れる機能的で快適な空間です。お子様の成長とともに空間の使い方が変わる前提で、将来は個室にできるよう計画されています。
木の質感をそのまま活かす
デザインは「ミニマル×乾いた質感」がテーマ。厳選したものに囲まれた生活感のないミニマル空間を目指しました。天井は躯体現しにしてコンクリートのラフさを活かし、リビングのソファーには同系色のグレーをセレクト。色数を抑えて彩度の低い色調でまとめました。室内の床は価格を抑えつつモルタルっぽさが楽しめ、ホコリも出にくいモルタライクという素材を使用。
木の風合いを活かすために、机や本棚など造作家具はあえて無塗装に。「デザイナーさんには機能の観点からウレタンクリア塗装をおすすめされましたが、素地のままの乾いた質感にして満足しています。」と奥様。
ドアのハンドルはすべて真鍮金物にしてスッキリと。おうちに入ってすぐ目に入る上がり框にも真鍮を使用。わかりやすい主張は抑えつつ個性のある空間になっています。
帰るのが楽しみになるおうち
「通勤時間は長くなりましたが、自然が多いところに引越してオンオフの切りかえがしやすくなりました」と旦那様。以前に増して会社からおうちに帰るのが楽しみになったそう。ダイニングでみんなでトランプをしたり、パズルをしたりと、家族の楽しい会話が家中を行き交っています。
面積 | 83.75m² |
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間取り | 4LDK→3LDK |
建物 | 中古マンション |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
リノベーション完工年月 | 2019年3月 |
完工時築年数 | 築17年 |
場所 | 東京都東村山市 |
家族構成 | ご夫婦、お子様2人 |
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