まねしたい!ヴィンテージテイストのかっこいい部屋のつくりかた

インテリア

インスタグラムや雑誌などで見かけるかっこいい部屋。見ているだけでもワクワクしてきますよね。

「こんな部屋に住みたい!」と憧れはあるものの、どこをどんな風にまねしたらいいのかわからない……という方もいらっしゃるのでは?そんな方のために、リノベーションしたお客様のお部屋をお手本例題にあげて、部屋づくりのポイントをご紹介したいと思います。

ご紹介するのは、リノベる。のWebサイトでも人気のかっこいい部屋、S様邸。2018年に中古マンションを購入し、オーダーメイドリノベーションされたご夫婦のおうちです。

リノベーションしたダイニングで談笑するご夫婦

【S様ご夫婦】
高校時代の同級生で、共にヴィンテージテイストがお好きという仲良しご夫婦。旦那様は高校時代に雑誌の影響でヴィンテージにハマり、それ以来1950〜70年代のアイテムを収集されています。

S様のおうちは、玄関から一番奥のリビングまでどこもかっこいい要素が満載です。今回は特にポイントの多いリビング、洗面、収納をご紹介したいと思います。

リビングダイニング:あえて下地材を使う

ヴィンテージスタイルのリビング

下地材を仕上げに使う

リビングの主役になっているのは、ケースに収められたヴィンテージコレクション。15年以上かけて少しずつ集めた大切なアイテムです。

このケースの背景となる壁に貼られているのが「OSB合板」という木質ボード。配向性ストランドボードの略で「OSB」「OSBボード」とも呼ばれます。

OSBボードで仕上げた壁と照明器具

構造用下地として開発されたもので、新築や賃貸の住宅では仕上げ材として使用されることはほとんどありません。リノベーションなら素材の選択は自由。部屋のテイストに合わせてこういった下地材で仕上げることが可能です。

このOSB合板、木の細長い削片がそのまま見えているラフな雰囲気が魅力なのですが、S様邸では部屋全体のヴィンテージテイストに合わせるために、さらにひと工夫されています。

ヴィンテージデニムが飾られた壁面

それはあえてスタンプが押されているものを集めていること。製造年や国などの本来隠されてしまう文字を、あえて表に見せることでラフな雰囲気が増しています。

ショップのディスプレイのように

このOSB合板で仕上げた壁、ディスプレイの機能も果たしています。照明器具をあえて洋服などが掛けられる形状のものにし、ヴィンテージの洋服を飾ることでまるで古着屋さんのようなかっこいい雰囲気に。

リノベーションした部屋に飾られたL.L.Beanのトートバッグ

手前のショーケースの上に何気なく置かれたL.L.Beanのトートバッグ、使いこまれた感じがいかにもヴィンテージぽく見えますが、奥様が高校生のころから使っているものだそう。

厳選したアイテムを大切に使い続けていらっしゃるご夫婦のこだわりが、伝わってきます。リノベーションの際も、「長く使い続けていい味が出るもの」を基準に素材を選ばれたそうです。

床材の張り分けでスペシャルな空間に

ヴィンテージチークの無垢フローリング

大切なヴィンテージコレクションを引き立てる素材として、リビングの床だけにヴィンテージチークの無垢フローリングを使用。他より少し濃い色の木にすることで、リビングを特別な空間にしてくれています。

躯体コンクリート現しの壁面に飾られたヴィンテージデニムジャケット

リビングには他にも、旦那様がみずから取り付けたという天井のフックが。こちらにも洋服やドライフラワーをディスプレイされています。

天井と壁はマンションのコンクリート躯体を現しにした状態。塗装をしたり壁をつくったりするのとは違った粗い質感とコンクリートのグレーが、ご夫婦で厳選された家具やヴィンテージアイテムを引き立ててくれています。

洗面スペース、トイレ:印象的なカラーを大胆に

続いては洗面スペースをご紹介。ここで注目したいのはなんといっても空間をグッと印象的にしてくれているグリーンの壁。

グリーンに塗装されたリノベーション後の洗面所

この色は奥様がBEAMS BOY(ビームス ボーイ)の店舗で見て惹かれた色を参考に選ばれたそう。インパクトのある深い色で、思わずこの空間に目がいってしまいます。

グリーン一色ではなく、黒いモザイクタイルが貼られているのもポイント。タイルは名古屋モザイクというメーカーのものです。

壁のグリーン、ミラーのフレームや洗面台の木材の落ち着いた色み、タイルの黒が絶妙にマッチしています。

リノベーション後の洗面所のタイルと水栓金具
▲水栓金具までかっこいいです

このかっこいい洗面スペースが、壁で仕切られていないこともこのおうちのユニークなところ。下の写真のように廊下のすぐ横に洗面があります。こんなに素敵な空間なら壁で囲ってしまうのはもったいないですね。

玄関側からのリノベーション後の洗面所とリビング

実はトイレの壁の背面にも洗面スペースと同じグリーンの塗装壁が。細部へのこだわりが感じられます。

躯体コンクリート現しのトイレ

ウォークインクローゼット、シューズインクローゼット:飾るように収納する

最後にご紹介するのは玄関土間の続きにある大きな収納スペースです。

ヴィンテージテイストの玄関とウォークインクローゼット

こちらもショップのディスプレイのようなかっこよさ。一般的にウォークインクローゼット、シューズインクローゼットと聞いて想像する見た目とはかなりかけ離れています。

古着屋さんのようなウォークインクローゼット

玄関を入ってすぐに目に入る壁には、リビングと同じOSB合板を使用。こちらもスタンプが押された板を集めて使っています。

天井と壁もリビングと同じコンクリート躯体現し。加えて床がモルタルになっていることで、リビングよりさらにラフな印象を受けます。

つなぎが掛けられたリノベーション後の収納

洋服の収納には、空間の高さを利用してちょっと高めの場所に洋服をかけるバーを設置。旦那様のつなぎなど、長さのある洋服が無造作にかけてあるだけでまるでアパレルショップのような雰囲気。

リノベーション後の収納に並ぶインテリア
▲何気なく置かれたアイテム一つひとつがおしゃれです

OSB合板はDIY好きな方にも人気です

リノベる。のWebサイトのリノベーション事例ページがとても人気のS様のおうちを基に、「かっこいい部屋のつくり方」をご紹介しました。いかがでしたでしょうか?

日当たりの良いリビング

どのスペースもポイントを絞って素材や配置を決めていらっしゃる印象でした。「デザイナーさんが好みに合う素材を厳選して提案してくれたので、素材は選びやすかったです」と嬉しいひと言もいただきました。

ペンダント照明のあるリビング

S様が印象的に取り入れていらっしゃったOSBボードは、お値段も手頃でホームセンターなどでも購入できる素材です。賃貸にお住まいの方でもDIYなどでお部屋に取り入れやすいと思います。ネットで購入できるECサイトなどもありますので、気になった方は調べてみて下さい。

ご協力いただいたS様ご夫婦、ありがとうございました!

▼S様邸のお住まい写真やポイントは、こちらでもご紹介しています

デニムのソファが置かれたリノベーション後のリビング
https://www.renoveru.jp/renovation/291

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