脱・賃貸!コスパを求めてリノベーションでの住宅購入検討

脱・賃貸!コスパを求めてリノベーションでの住宅購入検討
VOICE

[リノベる。]のお客様たちの、中古を買ってリノベーションするまでの『ターニングポイント』をインタビュー。
家は人生最大の買い物だからこそ、悩んだり不安になったり期待が膨らんだり。先輩たちがどんな決断を積み重ねて、今のお住まいを完成させたのかインタビューをお届けします。

【今回のご登場の先輩】
料理がご趣味の Iさん。キッチンはトライアングル動線のⅡ型をセレクトしたこだわり派。他にもボードゲーム収集など多趣味。

目次

  1. 賃貸はコスパが悪い!?
  2. ショールーム巡りで徹底検討。体感したリノベーションの自由さ
  3. 物件検討は、「エリアありき」ではなく「暮らし方ありき」が◎
  4. 変形のカタチを活かす間取り
  5. 動線、視覚的な広がり…。細かな工夫で快適空間に
  6. のんびりソファに寝転んで、キッチンを眺めるのが至福のとき

賃貸はコスパが悪い!?

Iさんがリノベーションを検討した理由は、「賃貸はコスパが悪いから」だと言います。

料理好きなIさんは、2口コンロのキッチンがある部屋に住みたいと思っていたそうですが、「ひとり暮らし用のコンパクトサイズの部屋はキッチンもコンパクト。2口コンロのキッチンありきで物件検討をすると、平米数がひとり暮らしには広すぎて家賃が上がってしまう」というのが悩みだったそう。加えて、賃貸の典型的な1K間取りの動線(玄関→トイレバス→キッチン→部屋)が好みでなく、「自分で間取りがつくれたらいいのに…」と以前から考えていたそうです。

ヴィンテージスタイルにリノベーションされた部屋

ショールーム巡りで徹底検討。体感したリノベーションの自由さ

偶然にも、Iさんの妹さんが[リノベる。]の桜丘ショールームにいらっしゃったことがあり、その時の話を聞いて、本格的にリノベーションへの興味が膨らんだと言います。そして、ご自身も[リノベる。]のショールーム見学へ。

Iさんが訪れたのは桜丘ショールームと千駄ヶ谷ショールームの2か所。大胆な間取りのつくり方や空間の使い方を知り、「家づくりは、自由な発想でやっていいんだ!ということに気づかされ、感動しました」とIさん。
「桜丘ショールームだと、土間の使い方。千駄ヶ谷ショールームでは鏡貼りの大型パントリー。どちらを真似したい…というより、アイデア次第でどんなことでもできる自由さを感じました」。

土間が特徴的なショールーム

リビングに直接つながる広い玄関土間[渋谷桜丘ショールーム]

大型パントリーを備えたキッチン

キッチンをすっきりさせる鏡貼りの大型パントリー[千駄ヶ谷ショールーム]

「内装・間取りづくりの自由度は理解できたので、あとは自分の条件に合う『立地』『広さ』『価格」を叶える物件が出てくるかどうかだなと思いました。“賃貸”か“購入”かの2択だったので、条件に合う物件が出てこなければ、購入は諦めて賃貸を続ければいいや!という気軽な気持ちでいました。月々の支払が高くなりすぎる場合も購入は断念しよう、と。物件探しをお願いするのに申込金が必要でしたが、見つからなければ返金してもらえるとのことだったので、気負いはなかったです。コーディネイターさんには申し訳ないですが…。担当してくださった鈴木さんは、そんな僕にとても親身になってくれて、申し訳ないやらありがたいやら。とても感謝しています!」と、当時を状況を振り返ってくださったIさん。

物件検討は、「エリアありき」ではなく「暮らし方ありき」が◎

物件探しをしたエリアは埼玉。それまでずっと都内暮らしで、埼玉で暮らした経験はなかったと言います。

川口駅

夜遅くまでにぎわう川口駅周辺

「コーディネイターさんと物件検討エリアを話し合う中で、埼京線・湘南新宿ラインが自分のライフスタイルにとって便利だということがわかって。赤羽駅や川口駅に注目して物件探しを始めました。利便性が抜群なのに、都内と比べると断然リーズナブルなところが良かったですね」と。
購入を決めた物件は都内へのアクセスが抜群のJR沿線の中古マンション。しかも駅徒歩4分という立地の良さ。
「近くに繁華街があり、遅くまで開いているスーパーもあって、男のひとり暮らしには便利な街です」。
特定のエリアに縛られるのではなく、『平日・休日の暮らし方』からエリアや駅を見定めたところが、満足いく物件との出会いにつながったようです。

変形のカタチを活かす間取り

選んだ物件は最上階の角部屋が魅力のお部屋でしたが、難点が「カタチが変形していること」でした。

図面

採光面も多く、正方形や長方形にはない変形型ならではの魅力がある

リノベーションのプランでこだわったのが、「変形空間の有効活用」と「キッチン周りの動線」です。36.88㎡とコンパクトだったこともあり、変形部分を無駄なく有効活用するにはどんな間取りがいいか、デザイナーと一緒に頭をひねったと言います。

工夫したポイントは3つ。
①窓際をL字に使って広く見せる 
②リビングは床を1段下げて天井高を高くし、あえて差を出すことで視覚的な広がり効果を演出
③フローリングは板の貼り方を工夫

動線、視覚的な広がり…。細かな工夫で快適空間に

キッチンの配置はⅡ型を採用。シンク・コンロ・冷蔵庫の動線がトライアングルになり作業動線が短くできるところが魅力だったと言います。キッチン本体は、無垢の木材とアイアンを組み合わせたフレームキッチン。お洒落なデザインで、部屋を彩るアイテムのひとつになっています。

キッチン
また、リビングの床材は貼り方に特徴があります。 玄関の間口に対して平行になるよう敷き詰められ、リビングでは斜め貼りに見えます。斜め貼りは、視覚的に広がりを感じさせる工夫のひとつです。

フローリング斜め貼り

のんびりソファに寝転んで、キッチンを眺めるのが至福のとき

肉厚なクッションが気持ちよさそうなソファ。ごろんと寝転んで、ソファからキッチン側の景色を眺めるがお気に入りだというIさん。


「動線がスムーズなところはもちろん気に入っていますが、やっぱり自分好みの内装というだけで、気分が上がりますよね」と。男性らしいヴィンテージテイストがとても絵になります。

 

※本記事は2018年10月取材時点の情報です。

男性のお住まいに関する記事>>「変形の36.88㎡を余すことなく使い尽くすアイデア」

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