10人以上のゲストもゆったり。築25年・84㎡(平米)、アイランドキッチンと小上がりのある、「おもてなし」リノベーション
面積:84㎡
間取り:4LDK→3LDK+WIC
建物:マンション
完工時築年数:築25年
家族構成:ふたり暮らし(夫婦)
フランス出身の夫さんと、ヨーロッパ留学経験のある妻さんは、ホームパーティーを開くのが大好きだといいます。10人以上のゲストを招いても全員が気兼ねなくくつろげ、つい長居したくなるような住まいづくりをご紹介します。
大人数の来客も混雑しない、開放的な玄関土間
大人数のゲストが訪れても玄関周りが混雑しないよう、玄関の上がり框(かまち)を斜めにカットして、4人ほどが同時に靴を脱ぎ履きできる広さを生んでいるのがポイント。
框部分に仕込まれた間接照明はセンサー式で、夜に帰宅した際や、ゲストがトイレに行く際も優しく足元を照らしてくれます。
また、玄関にはゲストが迷わないようコート掛けを設置し、壁面には大きな鏡を設置して開放感を演出しています。
玄関正面のガラス扉にあるバンクシーの絵は、暗い時にガラスがあることに気づかず突っ込まないようにという配慮と、遊び心から夫さんが取り入れたアイデアとのことです

ゲストが思い思いにくつろげる、20帖のLDKと畳の小上がり
大きなソファーを置いてもなお開放感が感じられるリビングダイニングの広さは約20帖。ゲストが来た際はソファやクッション、畳の小上がりにそれぞれが座り、みんなで顔を合わせて過ごせるようになっています。
小上がりは、大人ふたりが寝ることもできるサイズを確保。海外からの友人が日本を感じられるスペースとしても喜ばれそうです。
室内にはあえてテレビを置かず、プロジェクターで100インチの映像をスクリーンに投影して楽しんでいるといいます。
会話と高さにこだわったアイランドキッチン
ホームパーティーの主役となるキッチンは、リビングやダイニングにいる友人と会話をしながら料理ができるようにと、アイランドキッチンを採用。高さは、賃貸時代に腰が痛かったという夫さんの身長に合わせ、90cmに引き上げて設置しました。

ダイニングの壁には3Dプリンターで自作した世界地図やカフェメニューが飾られ、
ここに泊まったゲストの写真を出身エリアに合わせて貼っていくのがおふたりの楽しみだといいます。

仕事中も家族の気配を感じられる、ガラス張りのワークスペース
キッチン横にある空間は「オフィス」スペース。個室でありながら扉や窓をガラスにすることで、リビングにいる家族とお互いの姿が見え「違う空間にいながら一緒にいる感じ」が持てるようにしたそうです。デスクや後ろの棚は、夫さんがDIYしたものだといいます。
海外ゲストの居心地を最優先にした、「おもてなし」の心あふれる間取り
おふたりの寝室は「寝るだけ」の空間として、あえてコンパクトな設計にしています。その分、海外から訪れる友人や家族が大きなスーツケースを置けるよう、ゲストルームにスペースを割いたそうです。

また、裸足で過ごすことが多いというおふたりのこだわりで、寝室の床にはカーペットを採用。起きて最初の一歩目から、温もりを感じられます。
忙しい朝もふたりで並んで準備ができる、1m幅のワイドな洗面台
洗面スペースには、おふたりが並んで立っても余裕がある1m幅の大きな洗面ボウルを採用。蛇口をふたつつけることで、忙しい朝の時間帯でも、並んで歯磨きなどをしながら準備を整えられるといいます。
洗面台の高さもキッチンと同様に夫さんの身長に合わせて90cmに設定。

ゲストとの時間を重ね、自分たちらしく育てていく住まい
「おもてなし」を軸にした住まいづくりの結果、引っ越してからは海外からも含め、ほぼ毎月のように誰かが泊まりに来るなど、理想としていた「人が集まる暮らし」がごく当たり前の日常になったそう。「次はどこをDIYしようか」と、自分たちに合わせて少しずつ手を加えながら、これからも大切な人たちとの時間を積み重ね、より一層愛着の深まる場所となっていくはずです。








