こだわりより資産性を選んだ、20代夫婦の合理的な住まいづくり。72㎡(平米)・築36年、「引き算」の2LDK+ワークスペースリノベーション
面積:72㎡
間取り:2LDK+ワークスペース
建物:マンション
完工時築年数:築36年
家族構成:ファミリー(お子様1人)
72㎡(平米)、築36年の中古マンションを、2LDK+ワークスペースへとリノベーションした事例です。 夫婦とも空間へのこだわりは元々薄く、資産性を重視した合理的な理由から住まいづくりを始めたといいます。 個性を出しすぎない「引き算」の発想で仕上げた住まいをご紹介します。
ベビーカーも置ける、扉のない解放感の玄関
玄関には広めの土間を確保し、ベビーカーや趣味の道具を置けるようにしています。 「子供が生まれることが分かっていたので、置けるスペースを提案してもらった」とお施主さま。

玄関には扉を設けず、リビングまで一続きの空間にしました。 「リビングを広く取りたかったので、余計なものはなるべく取った」と話します。

帰ってすぐ手を洗える、丸みのある廊下洗面
洗面スペースは廊下に配置し、家に上がってすぐ手を洗える動線にしました。 「設計士から勧められた配置で、何も触れずに手を洗えるようにした」とお施主さま。

角を丸くしたデザインは、子供がぶつかってもけがをしにくいよう意識したものだといいます。 収納は鏡の裏にまとめ、洗面台の上には必要なものだけを置くようにしているそうです。
「引き算」の発想で広さを確保した、フラットなLDK
LDKは、寝室を必要最小限にする代わりに広さを最大限確保したといいます。 床材には塩ビタイルを採用。「主張しすぎないグレー系の色にして、価格にメリハリをつけた」とお施主さま。 壁は基本を白のクロスとし、一部にラワン材を貼ってアクセントにしています。

「元々柱がくぼんでいた場所を生かして、飾り棚を作ってもらった」といい、季節ごとに飾りを変えて楽しんでいるそうです。

リノベるのインテリアコーディネートプランで選んだ家具たち
内装の費用を抑え、その分家具にお金をかけたといいます。 「こだわりすぎると売りづらくなる、という話も聞いたので、当たり障りのないデザインにした」とお施主さま。 ダイニングテーブルは120cmの大きめサイズを選び、将来家族が増えても対応できるようにしたそうです。 椅子はショールームでの購入や個人での購入を組み合わせ、成長に合わせて高さを変えられる椅子も取り入れています。

「家具選びに自信がなくても、その都度コーディネーターに相談できたのがありがたかった」と話します。
躯体現しの梁と、夫婦でDIYした造作
リビングには、マンションの躯体である梁をそのまま現しで残しています。 「妻の希望でもあり、リノベーションらしさが出ていいと思った」とお施主さま。

窓には、前の住人が使っていた障子をそのまま生かして再利用したそうです。 テレビボード裏の木部分は、夫婦でニスを塗ってDIYで仕上げたといいます。


段差ゼロと丸みにこだわった、対面アイランドキッチン
キッチンはアイランド型の対面式で、リビング全体を見渡せる配置にしています。 「どこにいても会話ができ、子供の様子も見られるのが安心」とお施主さま。
当初は床に段差をつける案もありましたが、子供のためあえてフラットな床に統一したそうです。 奥の壁はグリーンの塗料を夫婦で塗装。「予算の関係で、自分たちで塗る選択肢を提案してもらった」といいます。
必要最小限に抑えた、寝室とワークスペース
夫婦の寝室はそれぞれ必要最小限の広さにとどめ、家具もほとんど新調していないといいます。

リビング横のワークスペースは、目線は隠れつつ空間はつながる、上部を開放した設計です。 「将来は子供の勉強スペースとしても使えそう」とお施主さま。 シンプルに仕上げたことで、将来的な住み替えの選択肢も残しているそうです。

「資産性」から始まった、合理的な住まいづくり
住まいづくりのきっかけは、賃貸家賃の上昇と、資産を持ちたいという思いだったといいます。 「新築マンションは価格が高くリスクがある。中古マンションなら資産価値が落ちにくいと聞いた」とお施主さま。 リノベるとの最初の電話で、条件よりも「どんな暮らしをしたいか」から聞かれたことが印象的だったそうです。 物件は100件ほどから絞り込み、1〜2週間というスピードで決定したといいます。 「こだわりが少なかったからこそ、提案をそのまま受け入れられ、スムーズに進んだ」と振り返ります。


















