築51年・56㎡(平米)のコンセプトルームで学ぶ、今の暮らしにフィットする間取りアイデア10選
面積:56㎡
間取り:1LDK+WIC
建物:マンション
完工時築年数:築51年
家族構成:ひとり暮らし
築51年のマンション一室を舞台にした、「The R. by リノベる。」のコンセプトルームです。 専有面積56㎡(平米)ながら、約15畳のLDKを確保した1LDK+ウォークインクローゼットにリノベーションされています。 リノベるのデザイナーが解説する、今の暮らしにフィットする間取りアイデア10選をご紹介します。
※本記事は特定のご家族の暮らしの事例ではなく、リノベるのデザイナーが間取りのアイデアを解説する、体感型コンセプトルームのルームツアー動画をもとに構成しています。
アイデア1:玄関を土間まで広げ、収納で明るい印象に
玄関から続く土間を広く取り、モルタルで仕上げています。 「マンションの玄関は小さく暗くなりがちだが、あえて解放感のある玄関にした」と担当デザイナー。 壁面には大容量の収納を設け、アウトドア用品やベビーカーもしまえるようにしているそうです。

アイデア2:脱衣室と分けた、広々とした廊下洗面
洗面台は脱衣室ではなく、廊下に独立して設けています。 「帰ってすぐ手を洗いたいというニーズから広まった配置だが、今は家事動線を分ける目的でも選ばれている」といいます。 洗面と脱衣を一体にするより広い洗面台を確保でき、家族が並んで身支度できる点が人気だそう。

アイデア3:個室よりLDKを優先した、約15畳の広々空間
リノベーション前は和室中心の間取りで、ダイニングキッチンには窓もなかったといいます。 「家族のコミュニケーションを重視する方が増え、個室よりLDKに面積を割く傾向が強まっている」と担当デザイナー。 対面キッチンやカウンターを設け、家事をしながらでも会話ができる空間にしているそうです。


アイデア4:二重窓で叶える、既存サッシを生かした断熱リフォーム
窓には二重窓を採用しています。 「マンションの窓は共用部にあたり交換できないことが多いが、内窓を足すことで断熱性を高められる」といいます。 国の補助金の後押しもあり、採用する住まいが年々増えているそうです。

アイデア5:誰にでも合う、シンプルな素材選び
ドアや壁は白を基調としたシンプルな仕上げで統一しています。 「将来の住み替えも見据える方が増えているので、住む人を選ばないデザインを意識している」と担当デザイナー。 壁紙ではなくあえて塗装を採用し、主張しすぎない質感に仕上げているそうです。

アイデア6:個室は最小限に、室内窓で圧迫感を解消
個室は3.2畳という最小限の広さにとどめています。 「LDKに面積を優先させる分、個室はダブルベッドやシングルベッド1台がぴったり入る広さに絞った」といいます。 室内窓を設けることで、狭さによる圧迫感を和らげ、光や風も通す工夫をしているそうです。


アイデア7:家事をラクにする、ファミリークローゼット
個室には収納を作らず、家族の衣類をまとめて収納するファミリークローゼットを設けています。 「洗濯して乾かした後、しまう場所が1箇所に集約されるので家事がラクになる」と担当デザイナー。 各部屋に収納を配分する必要がなくなり、個室をさらに小さくできる効果もあるといいます。

アイデア8:将来の間取り変更も見据えた、可動式の収納
クローゼット内のパイプや棚は、レールに取り付けられており、すべて取り外せる仕様です。 「将来個室が必要になった時は、収納を撤去してベッドを置く部屋に転用できる」といいます。 持ち物の量や高さに合わせて調整できる、余白を残した設計だそう。
アイデア9:行き止まりのない、回遊できる家事動線
ウォークインクローゼットは玄関ともつながっており、ぐるりと回遊できる動線になっています。 「帰宅時はそのままクローゼットで着替え、洗濯物も一直線の動線でしまえる」と担当デザイナー。 行き止まりがないことで、家族同士がすれ違いやすくスムーズに生活できるといいます。

アイデア10:靴を履いたまま働ける、玄関のワークスペース
玄関の土間には、靴を履いたまま作業ができるワークスペースを設けています。 「仕事モードに切り替えるスイッチとして、玄関で靴を履いて働くという選択肢を用意した」といいます。 デスクを撤去すればクローゼットとしても使えるなど、用途を限定しない設計にしているそうです。

暮らしの多様化に応える、「間取り」に特化したサービス
この住まいは、決まった間取りではなく、暮らし方に合わせて考えられた1LDK+ファミリークローゼットの事例です。 仕様をあらかじめ厳選し、間取りに特化してお部屋づくりができる「The R. by リノベる。」の考え方が随所に生かされています。 10個のアイデアすべてが誰にでも合うわけではありません。それぞれの暮らし方に合った工夫を見つけるヒントとして、参考にしたい事例です。


















