双子を育てる75㎡(平米)。築28年の中古マンションリノベーションで叶えた「ギャラリー」のような暮らし
面積:75㎡
間取り:2LDK+WIC
建物:マンション
完工時築年数:築28年
家族構成:ファミリー(お子様2人)
築28年・75㎡(平米)の中古マンションを2LDK+ウォークインクローゼットにリノベーションした、双子を育てるご夫婦の住まいです。「ギャラリー」というコンセプトのもと、生活感を隠しながらお気に入りの家具を楽しめる空間を叶えました。玄関から水回り、収納の同線まで、随所にちりばめられたこだわりをご紹介します。
結婚式の思い出を刻む、広い土間の玄関と廊下
玄関の土間はモルタルの床で自転車やスーツケースを収納できる広さを確保しました。実家が土間の広い家だったことや、キャンプや自転車整備という夫婦の趣味から、広めにオーダーしたといいます。双子用の大きなベビーカーも気にせず置けるのが便利だそうです。

壁の一部はR形状にし、ふたりが結婚式を挙げた会場の意匠を再現しました。

廊下は幅120cmと広く取り、玄関からリビングまで扉を設けない設計に。デザイナーの提案で、帰宅時の解放感を優先したそうです。
広々とした、フレキシブルボードの洗面スペース
洗面スペースは廊下沿いに設け、3〜4人が並んでも余裕のある広さにしました。賃貸時代は洗面台の順番待ちがストレスだったといいます。壁にはフレキシブルボードを採用。モールテックスは高額になるため、コストを抑える提案だったそうです。

家具とギャラリー、そんなコンセプトが息づくLDK
LDKは約19畳。大きなダイニングテーブルとソファを置いても余白のある広さです。夫さんはプロダクトデザインを学んでいたことから家具好きだといいます。長く愛せる家具を入れ替えながら楽しめる余白を意識しました。


ナポレオンチェアなど前の家から引き継いだ家具に加え、スーパーレジェラやJ39といった名作チェアも導入しました。リビングにはIKEAのソファのほか、夫婦それぞれのパーソナルチェアを2脚配置。大きなソファは後から子どもの誕生を機に加えたそうです。USMハラーのテレビボードは家を建てる前からの憧れの家具だといいます。

壁にはピクチャーレールを仕込み、写真や絵を入れ替えられる「ギャラリー」のような空間を目指しました。

生活感を隠す工夫が光る、アイランドキッチン
キッチンはアイランド型を採用。賃貸時代、壁を向いて料理するのが寂しかったことから、みんなの方を向ける配置にしたといいます。

クリナップのセントロを選び、デザインと機能のバランスを重視しました。照明は形の異なる2灯を組み合わせ、単調にならないよう演出しています。
背面のカップボードは高さを10〜15cmほど高めに作り、収納力を確保しています。上部には物を置かないルールを決め、生活感を抑えているそうです。

家電を隠すパントリーと、行き止まりのない回遊動線
キッチン背面のパントリーには冷蔵庫や電子レンジを収納し、扉を閉めれば来客時も生活感を隠せます。
賃貸時代はパントリーがなく、食材で散らかるのが悩みだったといいます。コンロ・シンク・冷蔵庫を近づける配置の定説にとらわれすぎず、生活感を隠すことを優先したといいます。

パントリーはそのまま洗濯機置き場、脱衣室、浴室へとつながる回遊動線に。行き止まりがなく、家事がスムーズに行えるそうです。子育て中は、お風呂上がりの子どもをキッチン側で受け取れる動線としても便利だといいます。

双子の成長に寄り添う、WICとワークスペース・子供部屋
廊下の奥にはウォークインクローゼットとワークスペースがあり、その先が双子の子供部屋です。壁は緑の塗装で、部屋ごとに雰囲気を変えているといいます。



この一帯はキッチン側からも洗面側からもアクセスできる回遊動線になっており、身支度の動きが重ならず便利だそうです。建具の引き手はすべて造作でオーダーし、開き戸も引き戸も同じ意匠に統一しました。将来、子どもが個室を望んだ際は夫婦の寝室を譲り、リビングを仕切って過ごす案も検討しているといいます。
担当者との出会いが決め手になった、住まいづくり
住宅購入やリノベーションを具体的に決めていたわけではなかったといいます。友人の家づくりをきっかけに、軽い気持ちでショールームを訪れました。家具の好みなど価値観の合う担当者との出会いが、依頼を決めた一番のきっかけになったといいます。相談会には、賃貸か新築か中古リノベか迷っている段階でも気軽に参加できるとのことです。担当者との相性も、住まいづくりを進めるうえで大切な要素だといいます。
オーダーメイドだからこそ得られる、住まいへの愛着
「自分の家が好きだと思える心の満足感」が、リノベーションで一番よかった点だとお施主さまは振り返ります。細部までこだわり抜いたからこそ、暮らす空間そのものに愛着が湧いたそうです。自分たちの好みや暮らし方に合わせて、一から住まいをつくり上げました。それはオーダーメイドリノベーションだからこそ得られる体験だといえます。


















