リノベーションするなら知っておきたい、「造作家具」を検討するべき4つの理由

空間にあわせたテイストの飾り棚
こだわり・暮らし方

リノベーションプランの打ち合わせの場などでよく出てくる「造作」「造作家具」という言葉。今回は「造作」という言葉の意味に加え、既製の家具にはない「造作家具」ならではのメリットをご紹介します。

そもそも「造作」という言葉の意味は?

リノベーションの現場で言われる「造作」は、建築用語で言うと「建物内部の柱・梁などの構造を除いた仕上げ・取付工事」の総称です。具体的には、天井・床・階段・敷居・框など大工による工事。それから建具枠や造り付け家具、出窓のカウンターなど、現場で加工・取付する工事は「造作」に含まれます。ですが、リノベーションによる住まいづくりの中で「造作」と言えば、大工工事でつくる“作り付け”の家具や棚、収納スペースのことを指すのが一般的です。

リノベーションならではの「造作家具」のメリットとは?

メリット1:置く場所や手持ちのアイテムに合わせ、ベストな寸法の家具がつくれる。

スツールの高さにあわせて造作したキッチンカウンター

スツールの高さに合わせて造作したキッチンカウンター

造作家具の大きなメリットは「ミリ単位」で寸法指定できること。設置する場所や手持ちのアイテムにぴったりのサイズの家具を作ることができます。置きたい空間の幅や高さに合った既成家具を探すのは困難ですが、造作ならジャストサイズ。例えばキッチンの造作カウンター。お気に入りのスツールに高さを合わせて造作することもできます。

メリット2:オンリーワンの家具や、アイデアを活かした家具がつくれる。

座面の下に収納できる造作ベンチ

座面の下に収納できる造作ベンチ

既成ではなかなか見つからない、生活スタイルにぴったりのオリジナル家具も作り付けることが可能。キッチンと一体になったダイニングテーブルや、家族のコミュニケーションにも配慮したリビングのワークデスク。蔵書に合わせて作る本棚、洗面台下の造作棚、ベッドやベンチの下の収納スペースなど。アイデア次第で、自分らしい暮らしにあわせたオンリーワンの造作家具も実現します。

メリット3:室内のテイストにあったカラー・素材で、統一感のあるインテリアに仕上がる。

空間にあわせたテイストの飾り棚

空間にあわせたテイストの飾り棚

既存の家具でコーディネートするならカラー・素材などを吟味してセレクトする必要がありますが、造作なら最初から室内のデザインテイストにあわせて作るので、自ずと統一感のある空間に仕上がります。写真のLDKでは、キッチンの腰壁にギャラリー感覚で楽しめる飾り棚を配置していますね。空間のイメージに合わせられるのは造作ならではのメリットです。

メリット4:作り付けたり補強をすることで、地震への備えもしっかりと。

間仕切りも兼ねた造作の書籍・CD収納棚

間仕切りも兼ねた造作の書籍・CD収納棚

既成の家具を置くのに比べて、作り付けの棚や吊り戸棚は耐震面でも安心。単独の造作家具も、大工工事で金具などを取り付けて補強することが可能です。いざという時の備えとしても利点があります。

造作家具・既成家具それぞれ使い分けて快適な住まいを

メリットの多い造作。懸念点をあげるとすれば、模様替えの柔軟性やライフスタイル・好みの変化にあわせて取り替えられるというフレキシブルさでは、既成の家具に軍配が上がります。それぞれの良さを上手に取り入れて、造作・既成を使い分けた心地いい住まいにできるのも、リノベーションの魅力ですね。

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