92㎡(平米)、築19年の中古マンションを2LDKにリノベーションした住まいです。 身長190cmの夫さんに合わせ、天井や建具を高く設計しました。 リビングの中心に据えた正方形のキューブ型キッチンを軸に、家族や友人が集う工夫を詰め込んでいます。 玄関からキッチン、洗面まで、こだわりのポイントをご紹介します。
温もりある出迎え。プエルトリコを感じる緑タイルが彩る玄関
元は部屋だった空間の半分をウォークインクローゼット、半分を玄関にしました。 大きな窓のある明るい玄関で、朝の身支度も心地よくなったそうです。
玄関にはチーク材のベンチ。家に入った瞬間に目線に入る位置に配置してあります。床の一部には緑色のタイルを使っています。 夫さんの出身地・プエルトリコでよく使われる、涼しさを感じる色です。 白とウッド、グレーが基調の家に、色のアクセントを添えています。

照明は 白色LEDではなく、黄色い光のライトを選びました。 「家に入った瞬間にあかみを感じるようにしたい」とお施主さま。

天井高く、廊下も広く。190cmの夫さんに合わせた開放的なつくり
廊下はすれ違っても人とぶつからない距離感を意識し、一般的な住まいより幅を広く取っています。 入った瞬間に家が解放的に感じられます。
天井も夫さんの身長に合わせ、できる限り高くしました。 廊下はヴィンテージ家具や壁飾りで味わいを加えています。
通勤時間ゼロで暮らしが変わった、在宅ワークのスペース
廊下の先には、在宅勤務の夫さんのためのワークスペースを設けました。 デスクの背後には窓があり、採光も確保されています。 通勤時間がなくなったことで、仕事後すぐに家族の顔を見られるようになったといいます。 育休中も、部屋にいながらすぐに駆けつけられる安心感があるそうです

音楽もお昼寝もゲストとの時間も。3帖分の収納を隠す小上がり
LDKの左右には、造作のキッチンと小上がりを配置。 約19帖のLDKにアクセントを加える設計になっています。
小上がりは音楽を楽しんだり、お子様のお昼寝、ゲストのスペースとして使ってるそう。 畳を上げると、約3帖分の収納スペースになります。 物置き部屋にせず、縦の空間を生かして収納を確保しました。

高さ95cmがふたりの最適解。正方形のキューブ型アイランドキッチン
キッチンはリビングの中心に据えた、正方形でグレーに統一したキューブ型です。 高さは夫婦ふたりが使いやすいよう、95cmに設定。 「100cmだと私が調理しづらかった記憶があります」と妻さん。4面からふたりが同時に立てるキューブ型は、デザイナーからの提案。 日本製キッチンでは高さの調整が難しく、造作という選択肢にたどり着いたといいます。 夫さんが日本の住まいに感じていた使いづらさが、フルリノベーションを決めた理由のひとつだそうです。

収納はプッシュ式の扉を採用し、すっきりとした見た目を保っています。 コンロとオーブンのほか、食洗機も備えました。 オーブンは大皿料理にも対応できる、火力の強いタイプをリクエスト。

素材はモールテックスを採用し、定期的なメンテナンスで質感を保っています。 キッチンに立ちながらLDK全体を見渡せるので、お子様の様子もすぐ分かるそうです。
玄関と同じタイルでつながる、ふたりのための造作洗面台
洗面台もキッチンと同じ高さ95cmに造作されています。 以前の住まいでは、夫さんが腰を曲げて顔を洗う姿が気がかりだったそう。 幅は1m50cmを確保し、ふたり並んで身支度ができます。 洗面台には玄関と同じ色のタイルを使い、空間に統一感を持たせています。

「不安」を確信に変えた、リノベる。との物件探し
表参道や渋谷にあるリノベる。のショールームを訪れ、デザインを任せられると感じたそう。 夫さんの身長という大きな課題があるなか、担当者が最後まで諦めずに理想に近づけてくれたとお施主様。 デザイナーからは、要望を否定せず現実的な形に落とし込む提案をしてくれたといい、 「否定は1度もされなかった気がします」とお施主さま。 都内から神奈川県への引っ越しには、当初不安もあったそうですが、 住んでみると、緑の多さや子育てのしやすさを実感し、前向きな気持ちに変わったんだとか。