52㎡(平米)・築48年のワンルーム。27歳、リノベるスタッフが先輩から受け継いだ中古マンションリノベ
面積:52㎡
間取り:ワンルーム+WIC
建物:マンション
完工時築年数:築15年
家族構成:ひとり暮らし
大阪府中央区で、ひとり暮らしをする27歳リノベるスタッフの住まいです。 築48年・52㎡(平米)のワンルーム+ウォークインクローゼットで、前の住み手は同じ会社の先輩スタッフだといいます。 先輩が手がけた中古マンションリノベーションをそのまま譲り受けるという、珍しい経緯で誕生した住まいをご紹介します。
全身チェックもできる。チョコレート色タイルが出迎える玄関
玄関はゆとりある広さがあり、自転車なども置けるスペースを確保しています。 床は、チョコレート色のタイルを縦にずらさずぴったりと張り、すっきりとした表情に仕上げています。 入ってすぐ目に留まるこの色合いは、前の住み手だった先輩スタッフのお気に入りでもあったといいます。
造作の鏡を設置し、靴を履いた状態で全身をチェックしてから出かけられる動線にしています。

壁付けだからこそ叶う、造作収納たっぷりのキッチン
キッチンは、対面ではなく壁付けキッチンにしてLDKを広々確保しています。造作のカウンターを設けて、キッチン作業台として使っています。 このカウンター下は収納になっていて、ゴミ箱や日用品をすっきりと隠せるといいます。 天板にはメラミン素材を使い、水や汚れをさっと拭き取れる仕様にしています。


キッチン本体は「グラフテクト」のラインナップを採用し、あまり見ないくすみピンクの色合いが特徴です。

背面のタイルはマットな質感で仕上げ、玄関のタイルとも雰囲気をそろえています。

円卓を囲む食卓と、360度どこから見ても可愛いソファ
ダイニングテーブルは大阪の家具店で新品を購入した円卓で、直径110cmほどと4〜5人でも囲める大きさです。 椅子は「アーコール」のヴィンテージを2脚選び、以前から憧れていたスタイルを取り入れたといいます。

ソファは「タイムレスコンフォート」で新調し、部屋の大きさに合う2人掛けサイズを選びました。 背面のデザインにもこだわり、模様替えをしても美しく見えるようにしているといいます。

個室を作らず、カーテンで仕切る2.5帖の寝室
寝室はリビングの一角をカーテンで仕切るスタイルで、独立した個室は設けていません。 広さは2.5帖ほどで、シングルベッドとワークスペースを兼ねるデスクを置いています。

カーテンを閉めれば光をしっかり遮り、開ければLDKの続きとして広く感じられる動線です。 天井は壁のラインより少し手前に張り出す折り上げ天井にし、空間に奥行きを持たせています。 枕元には出っ張りを設けた小さな棚があり、携帯の充電や読書灯を置けるようにしています。
来客時も安心。洗面と脱衣所を分けた家事ラク動線
洗面エリアの入り口は壁の中に引き込むフルハイトの建具にし、開けっぱなしでもすっきりと見せています。

洗面スペースはあえて扉を設けず、廊下からすぐにアクセスできるオープンな配置にしています。

隣接する脱衣所は別の扉で仕切り、来客時に生活感が出やすい場所を見せずに済むようにしています。 脱衣所は洗濯機のほかに広めの収納スペースを確保し、パジャマや下着もしまえる広さです。 床は水に強い塩ビタイルを採用し、濡れても気にせず使えるようにしています。
洗面後ろの収納にはメイク道具をまとめ、身支度をこの場所で完結できる動線にしているといいます。

通風のためのルーバー仕切り。1.5帖でも収納力たっぷりのWIC
WICは1.5帖ほどの広さで、ひとり暮らしの荷物であれば十分に収まるサイズだといいます。

以前この家で暮らしていた先輩の希望で、廊下の突き当たりの扉はルーバータイプに造作しました。

向かいの窓と連動して開けることで、風通しが良くなるよう設計されています。 先輩が3人暮らしをしていた頃は、WIC内にデスクを置いてワークスペースとしても使っていたといいます。
先輩から譲り受けた「ひと目惚れ」の住まい。27歳での住宅購入
持ち家を検討したきっかけは、住宅手当が切れたタイミングだったといいます。 以前、この家をリノベーションした先輩の元へ遊びに行き、ひと目でこの空間に惚れ込んだそうです。 自身でも物件を探していたものの、エリアや管理状態など条件の合う物件になかなか出会えずにいたといいます。 そんな中、先輩がライフスタイルの変化で地元へ戻ることになり、この家を手放すという話が舞い込みました。 好みの内装と条件の良さが重なった、またとない巡り合わせだったと振り返ります。 27歳で購入を決め、将来ライフスタイルが変わればまた住み替える前提で選んだといいます。
住まいへの愛着が、暮らしの感性を育てる
賃貸の頃は気づかなかった光の入り方の美しさに気づくなど、暮らしの楽しみ方が変わったといいます。 「お気に入りのものを揃えて、家にいる時間も増えた」とお施主さまは話します。 中古マンションを引き継ぐという選択肢もまた、資産としての価値を生かした住まいづくりの形だといえそうです。


















