共働き夫婦の時間を最大化。築43年・80㎡(平米)、ミッドセンチュリーな内装とスマートホームで叶えた中古マンションリノベーション
面積:80㎡
間取り:2LDK+WIC
建物:マンション
完工時築年数:築43年
家族構成:ふたり暮らし(夫婦)
今回ご紹介するのは、築43年・80㎡(平米)の中古マンションを2LDK+WICにリノベーションした事例です。夫さんはITエンジニア、妻さんは営業のお仕事をされている共働き夫婦のお住まいだといいます。ミッドセンチュリーな内装デザインと、忙しいおふたりの時間を最大化するスマートな住まいづくりの工夫が見どころだそうです。玄関からウォークインクローゼットまで、こだわりのポイントをご紹介します。 
ベビーカーもゴルフバッグも収まる、土間玄関の大容量収納と「半分外」のワークスペース
玄関の床材はモルタルで、傷や汚れに強く丈夫な素材です。上がり框にはステンレス調の素材を採用。リノベるのデザイナーが提案してくれたそうです。正面には天井まで届く大容量の靴・防災用具収納を造作。埃を防いで掃除をラクにしたい思いから扉を付けたといいます。


奥の土間にはワークスペースを確保。妻さんが仕事や個人の作業に使っているそうです。家の中だと気が散ってしまうため、半分外のような空間で集中したかったからだといいます。
ミッドセンチュリーテイストの廊下と、目地黒タイルが効いた洗面スペース
廊下の幅は140〜150cmほどで、床材には塩ビタイルを採用。グレーのタイルがミッドセンチュリーなテイストを演出し、手入れが楽で丈夫な点も選んだ理由だといいます。

廊下沿いには洗面スペースを配置。目地を黒にしたタイルは、海外の写真で見て理想的だと思い指定したそうです。丸みのあるミラーは縁を台と同じ茶色系でまとめ、水栓は伸縮機能とレトロなレバーデザインを両立させた一台を選んでいます。

LDKの主役となるミッドセンチュリーな雰囲気のキッチン
LDKに入るとまず出迎えてくれるのがキッチンです。カウンター付きの対面式を採用。朝食をさっと済ませたいときや、子供の勉強を見ながら料理をする使い方を想定したといいます。カウンターチェアはデンマークのブランド「HAY」のものだそう。

面材は黒で、もとから持っていた家電に合わせたそうです。サイズは2m40cmとゆとりのある幅で、LIXILのキッチンを導入しています。

カップボードは造作ではなく既製の家具を採用し、ぴったりのサイズが見つかったことが決め手だったそうです。
木のアクセントウォールが印象的なリビング
LDK全体で約20帖のゆとりある広さです。正面の壁は木のデザインでアクセントウォールに。大きなテレビを紛れさせたいというのが、もともとの希望だったといいます。

テレビ台を含む棚はすべて造作で、ロボット掃除機の基地をつくりたかったことから採用したそうです。プッシュオープン式の扉の奥には収納が広がり、持ち物と使い方に合わせて細かく設計されています。

ソファはフランネル素材の「シエスタ」。背もたれが低く圧迫感がないことに加え、生地の目が細かくネコちゃんに引っかかれても傷みにくい点が決め手だったといいます。前にはコーヒーテーブルとロッキングタイプのラウンジチェアも置き、ソファとは別にくつろげる場所を確保しました。
キャットウォークと専用ドアで叶えた、ネコちゃんと暮らすダイニング
ダイニングテーブルとチェアは、以前住んでいた家から持ち込んだもの。木のうねりを活かしたデザインが気に入り、3〜4年ほど使い続けているそうです。

柱の一部にはキャットウォークを造作で設置。実はこの住まいに引っ越してから、ネコちゃんを飼い始めたそうです。引っ越し理由のひとつも、ネコちゃんを飼いたかったことだといいます。

LDKのメインドアはオーダーメイドの一枚扉で造作。下部にはネコちゃんが通れる小さな出入り口が設けられています。ガラスは水の流れのようなデザインの型ガラスで、程よく視線を抜きつつ柔らかな光を通す仕上がりです。

「ただいま」の一声から始まる、動線を意識した寝室とワークスペース
リビングに面した夫婦の寝室は約5畳。リビングから直接行き来できる設計で、帰宅時や就寝前は必ず「ただいま」と一声かけてから入る動線を意識したそうです。壁の一部は躯体現しをあえて残し、デザインとして生かしています。

お隣の個室は約3畳で、現在は夫さんの仕事部屋として週2日ほど使われているそうです。将来的には夫婦の寝室になることも想定し、ダブル布団を敷けるサイズを確保。

洗濯がラクになる、脱衣室とウォークインクローゼットの家事動線
洗面スペースが廊下にあるぶん、脱衣室は着替えに特化したスペースとして広めに確保されています。

洗濯機置き場のほか、タオルや洗剤のストックを収納できる棚を造作。以前の住まいでは洗濯物がソファに溜まり、忙しい日々のストレスだったそうです。この住まいでは脱衣室に一時的に干しておけるため、来客時も生活感を見せずに済むといいます。
洗濯が家事の中でいちばん苦手だったため、ウォークインクローゼットはランドリースペースに近い場所に設けたそうです。ウォークインクローゼットは両サイドと奥に収納があります。

ハンガーパイプの高さや棚板の位置も自由に変えられ、家族が増えても対応できる収納量を確保しているといいます。
「納得のいく間取り」を求めて選んだ、リノベる。のワンストップリノベーション
もともとの間取りに納得がいかなかったことが、リノベーションを選んだきっかけだといいます。部屋干しできるスペースをつくりたかったことや、リビングダイニングを広く取りたかったことも理由のひとつだったそうです。苦手な家事や叶えたいライフスタイルに合わせて間取りからつくり替えられる点は、リノベーションならではの魅力だといいます。リビングを広く取る間取りも、最初から明確な希望があったわけではなかったそうです。普段の過ごし方を細かくヒアリングしてもらい、リノベるから間取りの提案を受けたといいます。
好きなものに囲まれた、ふたりと猫のための住まい
ミッドセンチュリーなデザインと、暮らしやすさを両立させた住まいです。土間のワークスペースやランドリー動線など、共働き夫婦の時間を大切にする工夫が随所に見られます。キャットウォークや専用ドア、傷つきにくいソファなど、ネコちゃんと暮らすための造作も充実。おふたりの「どういう暮らしをしたいか」というヒアリングから生まれた間取り。中古マンションでも、間取りから見直すリノベーションなら、ライフスタイルに合わせた理想の住まいづくりが叶います。


















