ぼろぼろ物件に大興奮!? 磨けば光る「宝石物件バスツアー」徹底レポート

ぼろぼろ物件に大興奮!? 磨けば光る「宝石物件バスツアー」徹底レポート
中古マンション

リノベる。の名物イベント「宝石物件ツアー」をご存知ですか?

初めまして、こんにちは。 リノベる。の森山です。

東京では不定期に開催している「宝石物件ツアー」。毎回WEBサイトで告知をすると、すぐに定員オーバーになってしまうほどの大好評イベントです。

なぜ、そんなに人気なのか。その秘密は“ご紹介する物件”にあるのですが……

その秘密を明らかにすべく、私、森山が12月に東京で開催した宝石物件ツアーに密着してきましたので、今回そのレポートをご紹介します!

ちなみに私、リノベる。を通じて昭和45年築(築45年)のマンションを購入し、リノベーションして住んでいます。

森山邸

リノベる。ではスタッフの多くが、自ら中古マンションを買ってリノベーションし、自分らしい住まいを実現しています。わが家でも、定期的に見学会やイベントを開催していますので、ご興味ある方はぜひチェックしてみてください。

そもそも宝石物件ってなに?

今回、宝石物件ツアーにご参加いただいたのは、6組9名のお客さま。
いい中古物件がなかなか見つからない、とお悩みの方が多いようです。

出発前、ツアー内容のオリエンテーションが渋谷のショールームで行われました。

出発前のオリエンテーション

今回のツアーガイドは、リノベる。のコーディネーターです。
今回見に行く物件は2件。

1件目は「築47年、今まさに大規模修繕中の物件」

2件目は「築45年、完成当時から一度もリフォームされていない超レア物件」

……これだけ見ると「え、何がいいの?」と疑問に思う方も少なくないと思います。
しかしコーディネーター曰く、「これこそが宝石物件」とのこと。

コーディネーター:
リノベる。では、リフォーム前のボロボロな物件を【磨けば光る原石のような物件】という意味を込めて「宝石物件」と呼んでいます。リノベーション前提で住宅購入をお考えであれば、内装がいくらボロボロでも関係ない。内装は自分好みに作り変えることができます。だから、リフォームされている物件に比べて割安に購入することが出来る宝石物件こそが、リノベーションに一番向いている物件だと言えるんです。

リノベーションをするには宝石物件を探せばいいのか!と、参加者の皆さまも納得のご様子。
しかしボロボロなだけにいくつか注意すべき点があると亀井。

亀井:
ただし、こうした宝石物件は、一般的に市場には出回っていません。というのも、ボロボロな物件に対してなんとなく管理状態や耐震性に不安なイメージがある…とおっしゃる方が多く、物件を選ぶ際には内装のキレイさを重視される方が多い。なので不動産業者は事前にリフォームした上で物件を販売することが多く、一般の方がリフォーム前の宝石物件を見つけることは非常に難しいんです。

もちろん、今回のツアーはそうした宝石物件を自分の目で見ていただくことが目的です。

  • 市場に出回らない物件をどこで見つけてくるのか?
  • ボロボロな物件は本当に大丈夫なのか?

そんな疑問を解決するために、いざ出発です!

1件目は、大規模修繕中の築47年。果たしてお部屋の状態は…?

渋谷ショールームを出発して20分ほどで1件目に到着。

東急東横線「都立大学駅」から徒歩圏内の物件

こちらは人気エリア・東急東横線「都立大学駅」から徒歩圏内の物件。

見ての通り外観は大規模修繕の真っ最中。昭和43年築ですが、マンションを長く残していこうという住人の方々の想いが感じられます。

エントランス

それでは、お部屋を拝見。

1件目のキッチン周り

どうでしょう? ぱっと見た感じ、わりとキレイに見えるような……。

実はこの物件、少しリフォームされています。といっても、ごくごく表層の部分だけ。床はところどころ沈んでいる部分もあり、キッチンもよくよくみると使用感がかなりあり。

リフォーム済みの物件ではありますが、事前に適正価格(相場)を確認し、「リフォーム工事分の費用が上乗せされていない物件価格」ということが分かったため、あえて紹介させていただきました。

1件目のリビング

ここでは、内覧時のチェックポイントも伝授。「リノベーションで壁を壊せるかどうか」「水回りの移動がどこまでできるか」「天井をどれだけ高くとれるか」などなど、リノベ―ション前提で中古マンションを探す際のコツをお話させていただきました。

2件目は、築45年・リフォームなし。心臓の弱い方は注意してご覧ください…。

続いては、2件名の物件。こちらも人気エリア、東急東横線「学芸大学駅」から徒歩圏内の物件。

東急東横線「学芸大学駅」から徒歩圏内の物件

こちらも昭和43年築。レトロな雰囲気ただよう、いい感じのヴィンテージマンションですね。

それでは早速、中をみていきましょう♪

と、その前に。今回はぜひ、心の準備を。いいですか……

3……

2……

1……

はい!!!!

2件目のキッチンまわり

2件目のお風呂

2件目の和室

・・・・・。

これでもかと言わんばかりに、ボロボロの内装!
45年間、内装を一度もリフォームしていない状態!

これじゃあ、リフォームやリノベーションしないと、なかなか見向きはされませんよね。

ここで亀井から、不動産業界の裏側について、赤裸々にお話させていただきました。

不動産業界の裏側についてお話

実はこの亀井、もともと不動産会社出身のスタッフ。

一般的にはなかなか知られていない業界内の事情から、リノベる。の特徴までをお話しました。
(皆さんの興味が尽きず、この場で30分以上も続きました  笑)

そして最後に、千駄ヶ谷ショールームへ。参加者それぞれとスタッフとで振り返りをさせていただき、お開きとなりました。

最後にスタッフと振り返り

まとめ

今回のイベントに参加した方の大多数が「リノベ―ションに向いた物件探しのコツ」を知りたいとお考えだったようで、

  • リノベる。のお客さまが、実際にどんな物件を買っているのかわかった。
  • リフォーム前物件の探し方がわかった。
  • 内覧時のチェックポイントがわかった。

といったご感想をいただきました。

実際にリフォーム前の物件を探すことは容易ではありません。今回ご紹介した2件も、リフォーム工事をかける前に、特別に内覧させていただいた物件です。

おそらく人生の中で最も大きな買い物になるだろう「住宅購入」を、とことん納得のいく買い物にするためにも、ぜひ一度リノベる。のイベントに足を運んでいただけたらと思います。

以上、レポーター森山がお送りしました。

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