【保存版】張り方や幅で印象が変わる!無垢フローリングの張り方カタログ(全8パターン)

「リノベる。」でもおすすめしている、無垢材を使った床づくり。床は空間の大部分を占めるからこそ、素材や色だけでなく、どんな張り方&組み方を選ぶかで、部屋の雰囲気が大きく変わります。
床板の貼り方は、いろいろな種類があるのをご存じですか? 今回は、リノベーションでよく使われているフローリング幅やフローリングの張り方など、無垢フローリングについての基礎知識をご紹介します。
無垢フローリングの張り方全8パターン
意外とバリエーション豊かな、無垢フローリングの張り方パターン。
こちらの記事では下の順番で、8種類の張り方パターンを[リノベる。]のリノベーション実例を交えながら解説していきます。
その1. 定尺張り
その2. 乱張り
その3. 斜め張り
その4. ヘリンボーン張り
その5. フレンチヘリンボーン張り
その6. 【市松張り①】風車柄
その7. 【市松張り②】ストレート柄
その8. オリジナルの幾何学柄
どんな雰囲気の部屋にも合う、ベーシックな張り方
リノベる。のお客様でも選ばれるお客様が多いベーシックなスタイルをご紹介します。シンプルなので、どんな家具でもあわせやすいのが特徴です。
足触りが心地よい無垢材のフローリング。裸足で過ごす時間が楽しみに。
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https://www.renoveru.jp/renovation/128
その1.定尺張り
同じ寸法の材を一定の幅で交互にずらしながら張っていく方法。規則性があるので、整然としたシンプルな印象の表情に。
その2. 乱張り
リノベる。でも多く用いられている手法。長さが一定ではないさまざまな長さの材を四方に張る手法です。長さがそろった材を集める必要がないので、比較的安く仕上げられる傾向があります。
その3.斜め張り
壁に対して、床板を斜めに張り上げ、動きのある空間に仕上がります。床の広がりがモダンな印象に。
幅狭の空間にも映える、斜め張りのフローリング
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さまざまな角度で組み上げることで、独特の模様をつくる寄木張り
寄木張りは、ひとつひとつオリジナルで好きな柄に組み合わせることで、自分のつくりたい部屋の世界観を表現することができます。オリジナルの場合は、オーダーメイドでつくるので価格はお高め。
寄木になった既製パーツも販売されており、その中から好きなもの選ぶ方法であればリーズナブルに仕上げられます。一から模様を考えるのは大変だという方も、パーツから選ぶのであれば楽しめそうですよね。
シンプルな部屋に個性を与えるヘリンボーン張の床。
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その4.ヘリンボーン張り
北欧やフレンチなどの海外スタイルが似合う人気のデザイン。ヴェルサイユ宮殿でも使われている張り方で、洗練されたオシャレな雰囲気が特徴です。
その5. フレンチヘリンボーン張り
床材の接合面を45度にカットしてぴたりと張り合わせる手法。通常のヘリンボーン張りよりも、すっきりとシャープな印象の仕上がりに。
その6.【市松張り①】風車柄で組む
辺ごとに木片を回転させながら組むスタイル。色の選び方次第で、レトロになったり、上品になったり、雰囲気が変化するスタイルです。
その7.【市松張り②】ストレート柄で組む
▼市松張りにしたリノベる。新宿西口ショールームのチーク材の無垢フローリング
同じ長さの小片を組み合わせた一枚のパーツを、市松柄に張り合わせていきます。空間の切り替えなど、部分的に使うのも素敵です。
異なる木目や色合いを組み合わせた市松張りは、積み木のようなキュートな印象に。
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その8.オリジナルの幾何学柄
小片を組み合わせる寄木張りは、異なる色調や木目の木材を重ねて、さまざまな模様をつくることができます。オリジナルの幾何学模様をつくる上級者も。
板幅の広さでも、フローリングの表情は変わる。
【幅広の床材】幅広だから味わえる、木の質感
75~90cm幅の床材が一般的ですが、最近ではあえて幅広を選ぶ方も増えています。幅が広くなることにより一枚一枚の木目を楽しむことができ、つなぎ目が減って部屋がスッキリとした印象に。
ただし、ひとによっては、幅広を選ぶ際に留意しておくべきこともあります。無垢材は、部屋が乾燥すると水分を放出して収縮し、湿気が多いと水分を吸収して膨張するという、自然の湿度調整機能が備わっています。そのため、特に夏は無垢材フローリングにすき間が発生します。幅広の床材は、すき間が大きくなりやすいので、気になる人はご注意を。すき間も自然素材ならではの醍醐味。ぜひ楽しんでください。
たくさんの事例を見て、自分の理想を見つけよう
この張り方がいい!と思って選んだはずなのに、完成したらイメージと違っていた…という失敗談はよくある話。フローリングはパーツだけを見て決めるのはNGです。小さな面積で見た時の印象と、部屋の面積で見た時の印象は異なります。
なるべくたくさんの実物事例を見て、イメージを固めるのがおすすめです。床は部屋の顔、といっても過言ではありません。自分の理想をリアルにイメージできるようになれば、きっと満足のいく部屋が完成するはずです。
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