新築マンションでは得られない、中古マンションならではの4つの購入メリット

「中古マンションを購入してリノベーション」という新しい住まいのスタイルも浸透し、今や中古住宅は新築をあきらめて‥‥というネガティブな選択ではなく「より自分らしい住まいを」というポジティブな価値観へと変化しています。もちろんリノベーションで得られるメリットも多彩ですが、「新築ではなく中古マンションを購入すること」そのものにも、実は多くのメリットがあるんです。新築では得られない中古マンション購入ならではのメリットについてご紹介します。
〔初出:2016.01.13 改定:2019.10.30〕
中古だからこそ得られる、4つのメリット
中古住宅のメリット【1】立地・エリアの選択肢がぐっと広がる。
「通勤先へのアクセス」「実家の近く」「子供の通学や学校区」など、住まい購入にあたって居住エリアは重要な条件です。
ですが新築や戸建にこだわると、エリアの選択肢はかなり狭まってしまいます。ちょうど住宅を購入したい時期に、条件にぴったり合う場所に新築マンションが建設されるというタイミングはめったにありません。ところが新築よりも物件が豊富な中古マンションなら、住みたい立地やエリアの選択肢がぐっと広がります。憧れのエリアや条件にぴったりの場所に住むことも夢ではないのが、中古マンションのメリットです。
中古住宅のメリット【2】物件価格を抑えられる。
言うまでもありませんが「物件価格を抑えられる」のも大きなメリット。エリアや個々の物件にもよりますが、一般的には中古マンションを購入してフルリノベーションした場合、同じエリアに新築マンションを購入した場合の費用と比較すると、約6~7割に抑えられると言われています。その分、月々のお支払いも抑えられるので、外食や旅行など、家族で余暇を楽しむゆとりもできますね。
中古住宅のメリット【3】マンションの実物を見られる。
新築マンションの場合、完成前に募集をかけるため、購入を検討する時にはまだマンションができておらず、モデルルームや外観パースなどのイメージで購入を決断しなくてはなりません。中古マンションなら既にできているものなので、外観を見たり、内覧をして、実物を見て検討することができます。
中古住宅のメリット【4】管理状態や居住者層がわかる。
マンションの管理状態やどんな人が住んでいるかも、新築マンションではわからない点のひとつ。中古マンションなら、事前にマンションの様子を見て確かめることができます。子育てファミリーが多いのか、シニア層が多いのか、どんなライフステージの住民が多いか‥‥がわかり、ごあいさつすることでお隣やご近所がどんな方か事前にわかるメリットもあります。
住まいの価値観は「中古でもいい」から「中古がいい」へ。
立地・ロケーションなど、新築では難しい条件も中古なら選択肢が増えることは大きなメリットです。価格面や事前に検討できるのもうれしいポイント。リノベーションで内装も変えられますし、変えられない部分に置いても中古マンションなら「選べる」んです。「中古でもいい」ではなく「中古がいい」という価値観もポピュラーになってきています。
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