「中古住宅+リノベーション」のデメリットを把握して失敗のリスクを回避しよう

リノベーションされた眺めのよいLDK
リノベーション基礎知識

最近人気が高い「中古住宅+リノベーション」のメリットと言えば、新築に比べ手ごろな費用で理想の住まいを手に入れられる点です。そうは言っても、デメリットもあります。

今回は、新築を比較した場合の中古住宅+リノベーションのデメリットをお伝えします。最初に全体的なデメリットをお伝えし、次に中古住宅を「マンション」と「一戸建て」に分け、「中古マンション+リノベーション」と「中古戸建て+リノベーション」のデメリットをご紹介します。

また、「リノベーションで失敗しないポイント」もご紹介しますので、参考にしてみて下さい。

リノベーションされたくつろぎの空間

知っておきたいリノベーションのデメリット

中古住宅+リノベーションのデメリット

まずは、新築住宅の購入と比較した場合の、中古住宅購入+リノベーションのデメリットを紹介します。

1.新築に比べ想定外の補修工事が発生しやすい

築年数や物件の状態によって違いがあるので一概には言えませんが、中古住宅の場合、表面的には問題がないように見えても実際に壁や床を解体すると想定外の損傷や不具合が見つかることがあります。
リノベーション後に追加で補修工事が必要となることもあります。

2.物件によっては理想の間取りにできない

物件の構造によっては、希望の間取りが叶わないことがあります。一般的に一戸建てでは、在来工法(木造軸組工法)と呼ばれる柱や梁で建物を支えている構造は間取りの変更がしやすいです。しかし、壁と枠組みで建物を支えている2×4(ツーバイフォー)工法は壁を抜くことができないため、間取りの変更が難しいと言われています。

マンションの場合は、構造壁で建物を支える壁式構造と、柱や梁で建物を支えるラーメン構造があります。一般的に、壁式構造は間取りの変更がしにくいとされています。

詳しくはこちら>中古マンション購入で後悔しない!リノベーションのための、7つの物件チェックポイント

3.入居までに時間がかかる

完成している新築物件であれば、契約後に引き渡しが済めば、住み始めることができます。しかし、中古物件+リノベーションでは、物件購入、設計、施工、引き渡し」となるため、入居までに3~6か月ほどかかります。

以下の記事も、ぜひ参考にしてください。

中古マンション+リノベーションのデメリット

次に、中古マンションならではのデメリットを見ていきましょう。

中古マンションの場合、マンションの規約によっては希望するリノベーションが叶わないこともあります。遮音性の低下を防ぐためにフローリングを禁止したり、コンクリートに釘を打つのを禁止したりする物件もあります。

また、中古マンションでリノベーションを行えるのは専有スペースのみとなります。共用の廊下や階段、エントランス、エレベーター、玄関のドアなど(内側の塗装は可能)は個人でリノベーションすることができません。ただし、玄関のドアの内側、窓(ガラス、サッシ)などは専有スペースになるためリノベーションが可能です。

中古マンションのリノベーションで失敗しないために

事前にマンション規約や建物の構造を確認し、自分が理想とするリノベーションが実現できるか業者に相談することが大切です。物件を一緒に見てもらうこともおすすめです。

中古戸建て+リノベーションのデメリット

築年数が古いと断熱や耐震の性能が充分でなく補強が必要になることもあります。その結果、新築を購入するのと同じくらい費用がかかるというケースも。中古戸建+リノベーションだからといって、必ずしも費用が安く済むとは限らないので注意が必要です。

また、中古戸建は中古マンションよりも流通している物件数が少ないと言われています。そのため、入居を希望する時期によってはなかなか希望するものにめぐり合えない可能性もあります。

中古戸建てのリノベーションで失敗しないために

不動産仲介会社などに断熱や耐震の性能について事前に確認しましょう。専門家に診断してもらうのもおすすめです。また、中古戸建ては中古マンションと比較すると、数が限られているため時間に余裕をもって物件を探しましょう。

リノベーションされた洗面スペース

リノベーションで失敗しないための3ポイント

中古マンションでも一戸建てでも、リノベーションは、基本的には完成するまで仕上がりを確認できません。後悔しない住まいづくりのためには準備が必要です。ここでは、リノベーションで失敗しないためのポイントをご紹介します。

1.体験談・失敗談を参考にする

手始めに、リノベーションの失敗談をネットで調べてみることをおすすめします。

たとえば、リノベーション会社に関する失敗だと、「担当者とデザインセンスが合わず、仕上がりが気に入らない」という内容をよく見かけます。センスや感性は人それぞれですので、雑誌やSNSの画像や手描きのイラスト、場合によっては3DやVRなどを使い、具体的に自分が理想とするイメージを担当者と共有するといいでしょう。

ほかにも「購入した物件の構造がリノベーション向きでなく、希望する間取りにならなかった」という失敗談も見られます。物件を選ぶ際はリノベーションのプロと一緒に内見を行い、できることとできないことを確認してもらうと安心です。
リノベーションでは、物件を解体して初めて判明する問題もあります。想定外の工事が必要になると、スケジュールや予算がオーバーしてしまうことも‥‥。スケジュールや予算に余裕をもって計画しましょう。

体験談はこちら>解体してはじめてわかる、リノベーションの想定外。

2.自分に合った業者を選ぶ

リノベーションを成功させるには、自分に合う業者を見つけることが大切です。先ほど挙げたリノベーションの失敗談や業者の口コミ、実績などをネットで情報収集しましょう。自分の好みに近い事例を手がけている業者をいくつかピックアップし、疑問や質問があれば、ネットや電話で問い合わせをしてみるのがおすすめです。パンフレットや資料があれば、複数の会社から取り寄せて比較しましょう。

リノベーション会社の選び方の詳細は下記をご覧ください。

詳しくはこちら>理想の住まいを叶えるために!失敗しないリノベーション会社の選び方

3.実際に業者へ行ってみる

ネットでリノベーションの失敗談や会社の口コミを確認し、好みのリノベーション事例を掲載している業者を見つけたら、実際にイベントや見学会、無料相談に参加するといいでしょう。ショールームを訪れてリノベーションされた空間を体験してみると、仕上がりのイメージがつかみやすいかもしれません。

こちらもおすすめ>リノベーションの失敗談に学ぶ|絶対に押さえるべき4つのポイント

リノベーションされたウォーキングインクローゼット

ワンストップリノベーションで失敗のリスクを減らす

リノベーション会社には大手ハウスメーカー、設計事務所、工務店などいろいろな種類があります。「どこに依頼したらいいかわからない」という人も多いのではないでしょうか。

リノベーションに興味があるものの、具体的に何から初めていいかわからないという人、手間をかけたくない人、時間を効率的に使いたい人には「ワンストップリノベーション」会社がおすすめです。

ワンストップリノベーションとは、物件探しからリノベーションの設計・施工、さらに資金計画やローンの申し込みまですべてを一貫して行う会社のことです。

設計や施工、ローンの申し込みを、それぞれ別の会社に依頼すると時間や手間がかかります。しかし、ワンストップリノベーション会社に依頼すれば、物件探しからリノベーションのプロに相談できるので安心です。
また、連絡・相談窓口が1か所に集約されているため、手間や時間を大幅に削減して手続きをスムーズに行えるのも魅力です。

リノベーションされた空間に置かれたオブジェ

まとめ

今回は、中古住宅+リノベーションと新築を比較した場合のデメリットをご紹介しました。さらに、「中古マンション+リノベーション」と「中古戸建て+リノベーション」のデメリットについてもお伝えしました。

それぞれのデメリットを把握した上で「自分の理想とする暮らし」を実現できる方法を選択しましょう。

また、「物件を探す段階からプロに相談したい」という人はワンストップリノベーションがおすすめです。今回ご紹介した「リノベーションで失敗しないポイント」を参考にして、理想とする住まいを手に入れましょう。



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